菌や食材カスが広がる…。「キッチンスポンジ」が傷む“NGお手入れ”3選

家のこと

2025.07.07

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。毎日の食器洗いに欠かせないキッチンスポンジ。清潔に保つためにも、こまめな除菌が欠かせません。しかし、やり方を間違うとスポンジそのものが劣化するおそれも……。そこで今回は、避けるべき“キッチンスポンジ”の「NGな除菌方法」をご紹介します。

広告

NGその1.電子レンジで加熱する

レンジで加熱出典:stock.adobe.com

キッチンスポンジを除菌する方法として、電子レンジを使うと手軽に除菌できそうな気もします。しかし、実際にはNG。キッチンスポンジは高温に弱いものが多く、電子レンジで加熱すると変形や変質が起きる可能性があるんです。
キッチンスポンジの材質によっては、キレイになるどころか劣化するリスクが高いので、除菌に電子レンジを使用するのは避けましょう。

◆知らないと水筒の寿命を縮めるかも:「水筒」のただしい掃除法

NGその2.洗濯機で洗う

洗濯機で洗う出典:stock.adobe.com

キッチンスポンジの除菌が面倒に感じると、「洗濯機で一緒に洗えばラク……?」と思うかもしれません。でも、洗濯機は布製品を洗うためのもの。汚れたキッチンスポンジと一緒に洗うと、菌や食材カスが衣類にまで広がる可能性があります。
また、キッチンスポンジは高温に弱いため、洗濯乾燥もNGです。キッチンスポンジは手洗いが基本ですので、安易に洗濯機を使用するのは避けた方が無難です。

広告

NGその3.鍋でぐつぐつ煮沸する

煮沸する出典:stock.adobe.com

キッチンスポンジを煮沸消毒すること自体は、さほど問題ありません。ふきんのように、沸騰したお湯に浸すことで、キッチンスポンジの菌は除去できます。
しかし、長時間ぐつぐつ火にかけるのは間違いです。あまりに長い時間煮沸すると、素材によってはキッチンスポンジが変形・劣化することがあります。煮沸する際は、傷まないよう時間を守ることが大事です。10分ほど煮沸したら鍋から取り出し、できるだけ早くスポンジを乾燥させましょう。

正しいケアでキッチンスポンジは長持ち

キッチンスポンジの除菌に手間をかけたくない方は、スポンジ除菌ができる台所用洗剤を揉み込んで放置するのがおすすめです。
日々の正しい除菌を心がけて、キッチンスポンジの交換もこまめに行いましょう。

 

広告

著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

この記事をシェアする

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告

人気記事ランキング

ランキングをもっと見る