使わないと逆効果!エアコンの「内部クリーン運転」は“切らない”が正解な理由「節電と思って消してた…」

家のこと

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2025.09.05

まだまだ暑く出番が多いエアコン。最近は「内部クリーン運転機能付き」のものもありますが、この内部クリーン運転は「毎回必要なの……?」と疑問に思っている方もいるでしょう。そこで今回は、意外と知られていない「内部クリーン運転機能」の正しい使い方をご紹介します。

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エアコンの内部クリーン運転は「毎回行う」が正解

お掃除機能付きのエアコン

内部クリーン機能付きエアコンは、運転停止後に「内部クリーン運転」を行います。フィルターや内部を自動で乾燥させるというもので、湿気を飛ばしてカビの発生を防いだりすることが目的です。
そのため、エアコンの内部クリーン運転は“毎回使う”のが適切。「電気代がもったいないかも……」とつい停止したくなりますが、実際にかかるのは、機種や方式により異なりますが1~7円程度ときわめて少ないです。

内部クリーン運転を切るとどうなる……?

途中でスイッチを切り内部クリーン運転を停止させると、次のようなリスクが生じます。

内部に湿気が溜まり、カビが生えやすくなる

汚れたエアコン出典:stock.adobe.com

内部クリーン運転は、エアコン内部を高温で加熱・乾燥させることで、カビの成長を抑制する機能です。そのため、強制的に内部クリーン運転を切ると、エアコン内部が十分に乾燥されず湿度が高いままのため、カビが発生しやすくなります。

参考:Panasonic「エアコンの内部クリーン運転のしくみと運転条件は」
https://jpn.faq.panasonic.com/app/answers/detail/a_id/62157/

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内部クリーンは毎回運転を

内部クリーン機能付きのエアコンは、内部クリーン運転を毎回行うことでカビなどの汚れを予防できます。1回あたりたった数円の電気代でカビを防げるなら、長期的に見ると節電効果は大きいです。
内部クリーン運転は機種によって2時間以上かかる場合もありますが、これはエアコン内部を乾燥させるために必要な時間。運転が終わるまでそのままに、毎回きちんと内部クリーンを行いましょう。
また、内部クリーン運転だけでは内部の全ての汚れやカビを防げないため、定期的にプロによる清掃も検討してくださいね。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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