エアコンの内部クリーン運転は「毎回行う」が正解
内部クリーン機能付きエアコンは、運転停止後に「内部クリーン運転」を行います。フィルターや内部を自動で乾燥させるというもので、湿気を飛ばしてカビの発生を防いだりすることが目的です。
そのため、エアコンの内部クリーン運転は“毎回使う”のが適切。「電気代がもったいないかも……」とつい停止したくなりますが、実際にかかるのは、機種や方式により異なりますが1~7円程度ときわめて少ないです。
内部クリーン運転を切るとどうなる……?
途中でスイッチを切り内部クリーン運転を停止させると、次のようなリスクが生じます。
内部に湿気が溜まり、カビが生えやすくなる
内部クリーン運転は、エアコン内部を高温で加熱・乾燥させることで、カビの成長を抑制する機能です。そのため、強制的に内部クリーン運転を切ると、エアコン内部が十分に乾燥されず湿度が高いままのため、カビが発生しやすくなります。
参考:Panasonic「エアコンの内部クリーン運転のしくみと運転条件は」
https://jpn.faq.panasonic.com/app/answers/detail/a_id/62157/
内部クリーンは毎回運転を
内部クリーン機能付きのエアコンは、内部クリーン運転を毎回行うことでカビなどの汚れを予防できます。1回あたりたった数円の電気代でカビを防げるなら、長期的に見ると節電効果は大きいです。
内部クリーン運転は機種によって2時間以上かかる場合もありますが、これはエアコン内部を乾燥させるために必要な時間。運転が終わるまでそのままに、毎回きちんと内部クリーンを行いましょう。
また、内部クリーン運転だけでは内部の全ての汚れやカビを防げないため、定期的にプロによる清掃も検討してくださいね。