「トイレ」の“水の出が悪い原因3つ”と対処法「故障じゃないかも」「知らなかった」

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2025.08.03

いつも通りトイレを流したのに、トイレットペーパーがなかなか流れていかない……なんてこと、ありませんか? 故障と疑うのはちょっと待って! じつはそれ、ちょっとした不具合や日常の使い方に原因があるかもしれません。今回は、トイレの水の出が悪いと感じたときに確認したい3つのポイントと、簡単な対処法をご紹介します。

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原因その1.タンク内の水が少なすぎる

トイレタンクの水出典:stock.adobe.com

水の勢いがない、出が悪いと感じたときは、まずタンクの中をチェックしましょう。ふたを開けてみて、水位がいつもより低くなっている場合は、水不足が原因として考えられます。
タンク内の水が足りなくなるのは、水位を調整する浮き玉やリングに問題があるケースが多いです。浮き玉の位置やボールタップの締め具合を調整するなど、適切な方法で水不足を解消しましょう。
※取扱説明書が手元にある場合は確認しましょう。

原因その2.便器が詰まっている

便器が詰まっている出典:stock.adobe.com

水はちゃんと出ているのに流れが悪い……というときは、便器の奥が部分的につまっている可能性があります。トイレットペーパーの使いすぎや、誤って異物を流してしまった場合に起こりやすいです。
完全に詰まっているわけではないので水が出ることは出るけれど、スムーズに流れない……。この状態が続いたままトイレを使い続けると、本格的な詰まりを引き起こすおそれがあります。
こういった詰まりの解消は、ラバーカップを使ってみるのが手軽で効果的。水があふれそうなほど溜まっている場合は、無理に流さず業者に相談しましょう。

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原因その3.接続管が外れている

トイレの接続管出典:stock.adobe.com

タンクと便器をつなぐ給水管や給水ホースが外れていたり、ゆるんでいたりすることも水の出が悪い原因になります。見た感じは外れていなくても、内部でゆるんでいることも。地震や掃除の拍子に少し動いてしまう場合もあるため、定期的な見直しが大切です。
工具がなくても手で締め直せるものも多いので、まずは一度チェックしてみましょう。

水の出が悪くなっても慌てない

トイレの水の出が悪い=すぐに故障と決めつけるのは早いです。タンクの水位や給水管のゆるみ、便器の詰まりなど、ほんの少しの手直しで改善することも意外と多いもの。焦らず、まずは自分でできる範囲でチェックしてみてくださいね。
原因がわからない場合や水漏れがある場合は、無理せず専門業者に相談しましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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