壁に貼ったシールがなかなか剥がれない……
子どもが壁に貼ったシールをなかなか剥がせずに困ったことはありませんか? 気づけば家具やドアにまでペタペタ……。掃除のときにいざ剥がそうとすると「えっ、全然剥がれない!」と驚いてしまうことも。
特に賃貸住宅に住んでいる場合、壁紙の傷みは退去時の費用にも関わることがあります。できれば壁を傷つけずに、手軽にシールを剥がす方法を知りたいですよね。
そこで調べてみたところ、壁に貼ったシールを簡単に剥がす意外な方法を見つけました。
壁に貼ったシールをきれいに剥がす方法
余った日焼け止めを活用する
壁に貼ったシールをきれいに剥がすためには、余った日焼け止めを活用する方法がおすすめ。日焼け止めに含まれる油分がシールの粘着部分にしっかり浸透して、剥がしやすくしてくれます。
やり方は簡単。まず、剥がしたいシールの上に日焼け止めをたっぷり塗ります。シール全体を覆うようにまんべんなく塗るのがポイント。そのまま数分間放置して、成分がしっかりと粘着面にしみこむのを待ちましょう。
ちなみに筆者は、木製の壁で検証を行いましたが、長時間放置すると、成分が染み込みシミになる可能性がありますので注意してください。
時間が経ったら、布やタオルなどでシールを軽くこすりながらサッと拭き取りましょう。粘着がゆるみ、壁紙を傷めることなくスムーズに剥がすことができます。一度でうまくいかない場合は、もう一度同じ手順を繰り返してみてください。
きれいに剥がすことができました!
【注意点】紙類に貼られたシールには向かない
日焼け止めを使ってシールを剥がす方法は便利ですが、すべての素材に適しているわけではありません。
特に注意したいのが、紙類に貼られたシールです。日焼け止めに含まれる油分が紙に染み込むと変色やシミの原因になり、元の状態に戻せなくなる恐れがあります。紙製の壁紙や絵本、ポスターなどに貼られたシールを剥がす場合には、この方法は避けたほうがよいでしょう。紙類以外の素材であっても、不安な場合は使用をやめるか目立たない場所で試してから使用してください。
剥がせないシールに悩んでいる方は、壁の素材を傷める恐れがないか十分に確認した上で試してみてくださいね!