黄ばみには「オキシクリーン」。つけ置きで真っ白に
オキシクリーンは、酸素の力で汚れを分解する酸素系漂白剤。塩素不使用でツンとしたニオイがなく、色柄物にも使えるのが特徴です。粉末をお湯に溶かしてつけ置きするだけで、衣類やカーテンの頑固な汚れやニオイをすっきり落としてくれます。手間をかけずにきれいにしたいなら、オキシ漬けがおすすめ。つけておくだけで、くすんだカーテンが見違えるほど明るくなりますよ。
お手入れに使うもの
- オキシクリーン(お湯4リットルにつき付属スプーン1杯28g)
- お湯(40〜60℃程度)
- 洗濯ネット
- 洗濯洗剤や柔軟剤
- ゴム手袋
*オキシクリーン溶液に触れると手肌が荒れることがあるため、作業の際はゴム手袋を着用しましょう。
手順⒈ オキシクリーンをお湯に溶かす
洗面台やバケツに40〜60℃のお湯を入れ、オキシクリーンを適量加えます。目安は、お湯4Lに対して付属スプーン1杯(約28g)。粉が残らないよう、しっかり溶かしましょう。
手順⒉ カーテンをつけ置きする
黄ばみが気になるレースカーテンをオキシ液に浸します。全体がしっかり浸かるように広げて入れ、1〜2時間ほど放置します。
手順⒊ 洗濯機ですすぐ
カーテンから出た汚れにびっくり。つけておくだけで、こんなに汚れが浮かび上がりました。
軽く水を切り、洗濯ネットに入れて洗濯機へ。通常のコースで、すすぎと脱水を行います。洗濯洗剤は入れても入れなくてもOK。汚れが気になる場合は、少量加えるのもおすすめです。また、柔軟剤を使うことで静電気の発生を防ぎ、ホコリの付着も抑えられるので、仕上がりをよくしたい方にぴったりです。
また、脱水は短めに設定し、1分程度で止めるのがポイント。シワを防ぎ、吊るしたときに形が整いやすくなりますよ。
手順⒋ 形を整えて干す
脱水後は、シワを軽く伸ばしてカーテンレールにそのまま吊るせば完了。自然乾燥でOKですが、乾きにくいときは扇風機の風を当てると乾きが早まりますよ。
使えない素材もあるので要注意!洗濯タグを確認しよう
オキシクリーンは便利な漂白剤ですが、すべての素材に使えるわけではありません。使い方を誤ると、生地を傷めたり色落ちの原因になることもあるため、以下の点に注意しましょう。
使用を避けたほうがよい素材
- シルク(絹)
- ウール(羊毛)
- 色柄もの(特に天然染料を使用しているもの)
使用前のチェックポイント
作業の前に、カーテンの「洗濯表示タグ」を必ず確認しましょう。デリケートな素材には、オキシクリーンではなく、おしゃれ着用洗剤などのやさしい洗剤がおすすめです。素材に合った方法でお手入れすることで、カーテンを長く清潔に保つことができますよ。
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つけ置きするだけで、レースカーテンが見違える
時間がたつほど気になる、レースカーテンの黄ばみやニオイ。でも、オキシクリーンを使えば、つけておくだけで驚くほどすっきり。難しい手間もなく、気持ちのいい白さがよみがえります。見た目が整うと、部屋の明るさも気分も変わります。「そろそろ洗いたいな」と思ったら、ぜひ気軽にオキシ漬けを試してみてくださいね。