教えてくれたのは……管理栄養士・関口絢子さん
料理研究家・管理栄養士・インナービューティスペシャリスト。「健康な体と豊かな心を育む食卓」をテーマに、季節の体の変化や旬の食べ物にフォーカスした食の知恵をお届けします。YouTubeでも体に優しいレシピや知識を発信。
ナス本来の味わいを生かした一品
今回は、ナスを塩水で漬けるだけの「ナスもみ」をご紹介します。ナスの味を生かした素朴な味わいで、箸休めにもおすすめです。
ナスは水分が豊富で、低カロリーな野菜です。ナスに含まれる抗酸化物質は、老化防止や生活習慣病の予防に役に立ちます。むくみ予防や血圧降下、体のほてりを鎮めるカリウムも含まれます。
5分もむだけ!「ナスもみ」の作り方
ナスを調理するときは水にさらすのが定番の調理方法になっていますが、ナスのアクは抗酸化物質です。栄養があるので、今回はアク抜きをせずに調理を行います。
材料
- ナス……5本
- 水……300cc
- 塩……9g(小さじ2)
- 酢……大さじ1
作り方
1.ナスのヘタを包丁で切り落とします。縦半分に切り、4~6等分ぐらいのひと口大にします。
※新鮮なナスほど、ヘタにとげがついています。調理をする際は、十分に気をつけながら行ってください。
2.水に塩と酢を加え、塩が溶けるまでよく混ぜます。
3.食品保存袋にナス、2の水を入れます。ナスをギュッとおさえて、水にひたひたになるようにします。
4.袋を手で持ち、ナスをギュっと5分ほどもみ込みます。
5.ナスがしんなりしてきたら、できあがりです。
おいしい食べ方・保存方法
薄味にしあがっていますので、お好みでしょうがやしょうゆ、ごま油などをかけると、風味が増しておいしくなります。ナスを取り出した後は、毎回空気をしっかり抜いて、冷蔵庫で4~5日を目安に食べきってください。
アレンジも楽しめる
今回は、「ナスもみ」をご紹介しました。ナスもみにツナ(好みの量)、刻んだ大葉(好みの量)を加えて、混ぜ合わせたアレンジもおすすめです。多めに作り置きをしておくと便利です。ぜひ、作ってみてください。
※こちらの記事は元動画の提供者さまより許可を得て作成しております。