⒈先延ばしタイプ
片付けの優先順位が低く、つい先延ばしにしてしまうタイプ。やらなきゃと思いつつ、ついつい後回しにしてしまいがち。机の上や床置きのモノが散らかっていても「明日やろう」と思うタイプ。そんな先延ばしタイプさんは、1日5分だけの小さな片付けから始めてみましょう。一気にやろうとすると、疲れてしまって続きません。タイマーを活用して行動を起こしていく仕掛けをつくっていきましょう。
⒉完璧主義タイプ
片付けを「完璧にやらなきゃ」と思いすぎるがゆえに行動できない完璧主義タイプ。完璧を目指すがゆえに、途中で挫折してしまい、片付けを先延ばしにしてしまいがち。そんな完璧主義タイプさんは、「今日はここだけ」「今日はこれだけ」とスモールゴール設定で、片付けにチャレンジしてみましょう。完璧より「続けること」を優先して、少しずつ、確実に片付けを進めて整えていきましょう。
⒊物が多すぎタイプ
捨てられない・物が多すぎて整理が進まない、モノが多すぎタイプ。収納スペースが足りないので、片付けてもすぐ散らかってしまうのを繰り返してしまいます。そんなものが多すぎタイプさんは、カテゴリーごとに分けて、まずは何をどれだけの量持っているか把握して、少しずつ整理を進めていきましょう。「1日1アイテム手放す」を日課にすることで、モノと丁寧に向き合っていきましょう。日常的に、モノを増やしてしまう習慣がないかも、しっかり見極めていきましょう。
⒋収納方法がわからないタイプ
どこに何を置けばよいか迷い、片付けが進まない収納方法が分からないタイプ。収納グッズを買っても活用できずに、なんだかしっくりこない……を繰り返してしまいがち。そんな、収納方法が分からないタイプさんは、モノの住所を決めて、定位置管理を徹底しましょう。動線や使いやすさを意識した収納に変えることで、自分と自宅に合った収納方法を見極めていくことができるようになります。
⒌モチベーション低下タイプ
片付けてもすぐ元に戻る、やる気が続かないモチベーション低下タイプ。片付けの仕分けの途中で疲れて、分けた山をそのまま残して、以前より散らかって見えてさらにやる気が下がる……と負のループに陥りがち。そんな、モチベーション低下タイプさんは、「環境の力」を借りて、モチベーション維持する工夫をしていきましょう。
友人や家族に「この日までに片付ける」と宣言して背中を押してもらったり、片付ける時間をスマホで通知設定するなどの工夫を。収納のハードルをとことん下げて、「戻すのが楽」な形にして、意思の力を減らすと、その後も片付けのモチベーションを維持しやすくなります。
片付け苦手さん5つのタイプとその対策をご紹介しました。ご自身のタイプを知り、行動していくことで、確実に片付けのスキルを身に付けることができます。是非、行動を積み重ねて片付けに追われない軽やかな暮らしを手に入れてください。