100均アイテムで家中が「収納スペース」に早変わり
「吊るして収納したいのに、穴が小さくてフックに掛けられない」
「この場所にもフックが欲しいけど、付けられない」
そんなちょっとした“引っかけられないストレス”は、誰もが経験したことがあるのではないでしょうか。
実は100均で手に入る【カードリング】と【かもいフック】を組み合わせるだけですっきり解決します。
アイテム(1)カードリング
単語帳やカードをまとめるときに使う文具アイテムですが、意外な使い方もあります。小さな穴に通せば「大きな穴」に変身するため、穴が小さすぎてフックに掛けられなかったアイテムも吊るす収納が可能になりますよ。
たとえば、穴が小さいハエたたきは、細いフックを使ってもうまくかけられませんでした。この穴にカードリングを通すと大きな穴に変わり、スムーズに吊るせるように。穴とフックのサイズが合っていても、リングを使って穴を広げることで、より出し入れしやすくなります。
穴がないものには「目玉クリップ」との組み合わせもおすすめ。以前はこんなふうにS字フックと組み合わせていたけれど、取り外すときにフックごとくっついてくるのがプチストレスでした。
そのため、目玉クリップを直接S字フックにかけるのではなく、目玉クリップの穴にカードリングを通したら、穴が大きくなり出し入れしやすくなりました。
アイテム(2)かもいフック
そもそもフックがない……。そんなときはセリアで買える「かもいフック」がおすすめ。ドア枠や鴨居などに引っかけて使うフックです。工事不要で、どんな場所も“吊るせる収納場所”に変えられるすぐれもの。
かもいフックは数種類あります。
取り付けたい場所やアイテムによって使い分けてください。
わたしのおすすめは「縦にも横にもはさめるタイプ」。ただし、横向き使用の場合、安定感が減るため、軽めのものをかけた方がいいでしょう。
浴室の枠に引っかけてタオルを吊るしたり、掃除グッズやバッグをまとめたりと、身近な場所を収納スペースに変えられます。
玄関や部屋に一時置きしたいアイテムも、かもいフックを使えば、どこでも収納場所になりますよ。活用法が思いつかない人は「ふだん忘れて困っているもの」をかけるのがおすすめです。
フックの耐荷重を守って使用する点だけ気をつけてくださいね。
洗濯機横のドア枠に取り付けました。洗濯ネットを干しながら収納できます。
お風呂場の枠に取り付けました。タオルを引っかけておけます。
洗濯機横の窓枠に取り付けました。掃除用のクロスがすぐに手に取れます。
「引っかけたいのに引っかけられない」を解消してくれる、100均のカードリング&かもいフック。
ほんのひと工夫で、家中がもっと快適に、片づけやすくなるおすすめのアイテムです。