NGその1.汚れたまま放置する
トイレの換気扇フィルターは、貼るだけで空気中のホコリをキャッチしてくれる優れもの。しかし、それは清潔なフィルターを取り付けた場合に言えることです。
汚れたままの換気扇フィルターを貼りっぱなしにすると、フィルター自体が汚れの発生源になり、臭いの原因になる場合があります。さらに、ホコリが詰まると換気効率が落ち、湿気がこもってカビや臭いの原因になることもあります。
フィルター交換は、1〜2か月程度が目安です。環境や換気扇をまわす頻度によっても取り替えのタイミングは異なりますので、汚れ具合を日々チェックしましょう。
NGその2.サイズが合っていないものを使う
「とりあえず貼っておけばいい」と、サイズが合わないフィルターを使っていませんか? 換気扇に対してフィルターが小さすぎると、ホコリを効率よく吸着できなかったり、逆に大きすぎると空気の流れを妨げる可能性があります。
換気扇フィルターは直径20cmや30cmなど商品によってサイズが異なりますので、適切なものを選んでください。
NGその3.ほかのアイテムで代用する
わざわざ専用フィルターを買うのがもったいないからと、別のもので代用するのはNGです。一見似ている素材でも、通気性や吸着力などの機能性が異なることがあります。通気性が悪いと換気扇に負担がかかり、故障の原因になるケースもあるため注意が必要。
換気扇フィルターは、ドラッグストアやホームセンターで市販品を購入できます。強引な代用はせず、きちんと換気扇専用のフィルターを使用しましょう。
正しく使って清潔なトイレを保とう
トイレフィルターは、正しく使えば快適な空間を保つ頼もしい味方です。しかし、間違った使い方をすると逆効果になりかねません。
トイレは毎日何度も使う場所だからこそ、フィルターも“消耗品”と割り切って、定期的に取り替える習慣をつけましょう。