「トイレ換気扇フィルター」の“逆効果”になる使い方3つ「貼りっぱなしだった…」「よく見たらすごい埃」

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2025.09.19

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。トイレの換気扇にホコリが溜まるのを防いでくれる、換気扇フィルター。貼るだけで簡単に使える便利グッズですが、使い方を間違えると逆効果になってしまうこともあるんです。そこで今回は、意外とやりがちな「換気扇フィルターのNGな使い方」を3つ取り上げて、注意すべきポイントをご紹介します。

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NGその1.汚れたまま放置する

汚れた換気扇のフィルター出典:stock.adobe.com

トイレの換気扇フィルターは、貼るだけで空気中のホコリをキャッチしてくれる優れもの。しかし、それは清潔なフィルターを取り付けた場合に言えることです。
汚れたままの換気扇フィルターを貼りっぱなしにすると、フィルター自体が汚れの発生源になり、臭いの原因になる場合があります。さらに、ホコリが詰まると換気効率が落ち、湿気がこもってカビや臭いの原因になることもあります。
フィルター交換は、1〜2か月程度が目安です。環境や換気扇をまわす頻度によっても取り替えのタイミングは異なりますので、汚れ具合を日々チェックしましょう。

NGその2.サイズが合っていないものを使う

トイレの大きな換気扇出典:stock.adobe.com

「とりあえず貼っておけばいい」と、サイズが合わないフィルターを使っていませんか? 換気扇に対してフィルターが小さすぎると、ホコリを効率よく吸着できなかったり、逆に大きすぎると空気の流れを妨げる可能性があります。
換気扇フィルターは直径20cmや30cmなど商品によってサイズが異なりますので、適切なものを選んでください。

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NGその3.ほかのアイテムで代用する

トイレ用ではないレンジフード用のフィルター

わざわざ専用フィルターを買うのがもったいないからと、別のもので代用するのはNGです。一見似ている素材でも、通気性や吸着力などの機能性が異なることがあります。通気性が悪いと換気扇に負担がかかり、故障の原因になるケースもあるため注意が必要。
換気扇フィルターは、ドラッグストアやホームセンターで市販品を購入できます。強引な代用はせず、きちんと換気扇専用のフィルターを使用しましょう。

正しく使って清潔なトイレを保とう

トイレフィルターは、正しく使えば快適な空間を保つ頼もしい味方です。しかし、間違った使い方をすると逆効果になりかねません。
トイレは毎日何度も使う場所だからこそ、フィルターも“消耗品”と割り切って、定期的に取り替える習慣をつけましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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