意外な落とし穴…。クリーニング後の“ビニールカバーはすぐ外す”が正解「3つの理由」「もう放置しない」

家のこと

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2025.10.05

クリーニングに出した服が戻ってくると、必ずといっていいほどビニールのカバーがかかっていますよね。ほこりを防いでくれそうだからと、そのままにしていませんか? じつはそれ、大切な服が劣化する“落とし穴”なんです。ここでは、クリーニングについてくる“透明なビニール”を「すぐ外すべき理由」をご紹介します。

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あのビニールは保管用ではない

ビニールがかけられたワイシャツ出典:stock.adobe.com

クリーニング店でかけられているビニールは、外からのほこりや汚れを防ぐためのもの。つまり、自宅に着いた時点で役割は終わっているのです。
ビニールをつけたまま放置すると、衣類に次のような劣化が生じるおそれがあります。

1.カビが生える

ビニールには通気性がないため、かけっぱなしの状態だと衣類に湿気がこもりやすくなります。そのため、カビが発生しやすくなるんです。
せっかくクリーニングに出したのに、着るときにカビ臭くなっていた……というケースは少なくありません。

2.虫食いが起きる

衣類の保管で気をつけたいのが、虫食い。服に小さな穴を見つけて、がっかりした経験があるのは私だけではないはずです。
ビニールをかけっぱなしにしていると、虫食いのリスクも高まりますので注意してください。

3.変色・変質する

ビニールをかけたままにすると、袋の中にガスがこもることで、衣類の変色や風合いの変質につながる場合があります。お気に入りの衣類の色や雰囲気が変わってしまえば、せっかくの風合いも台無しです。

 ビニールはすぐに外して「陰干し」しよう

クリーニング店から持ち帰った後は、すぐにビニールを外しましょう。そのままクローゼットへ入れるのではなく、風通しのよい場所でしばらく陰干しするのがおすすめです。このひと手間で、こもった湿気を放出できます。
また、カバーをかけるなら、防虫・防カビ効果のある市販の不織布カバーの使用を検討してくださいね。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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