NGその1.バターやジャムを塗ったパンを焼く
パンのおともと言えば、バターやジャムが定番。しかし、オーブントースターを使う場合は、バターやジャムを塗ったパンを焼くのはNGなんです。
バターは高温で溶け出しやすく、ジャムは砂糖が多いため焦げつきやすい性質があります。ヒーター部分に落ちると煙が出たり、最悪の場合は発火したりすることも……。バターやジャムは、パンを焼いたあとに塗って楽しむのが安全で適切です。
NGその2.缶詰をそのまま加熱する
「ちょっと温めるだけだから」と、缶詰をそのまま入れるのもNGです。金属の缶は急激に加熱されると膨張し、破裂するおそれがあります。中身が飛び散れば、庫内が汚れるだけでなく、ヤケドや火災につながる可能性も。
缶詰を温めるときは、耐熱容器に中身を移してから電子レンジを使いましょう。オーブントースターで缶ごと温める調理方法は危険度が高いため、絶対に避けてくださいね。
NGその3.生の魚や肉をトレイなしで加熱する
生の魚や肉をそのままトースターに入れるのも、じつは間違った使い方。脂や汁がヒーターに落ちて煙やにおいを出すだけでなく、発火のリスクも高まります。
特に、脂の多い魚や肉は要注意。また、揚げ物の温め直しも油が落ちやすいため危険です。
オーブントースターで温める場合は、専用のトレイを使いましょう。受け皿ありで温めれば、油がヒーターに落ちるのを防げます。
身近な家電だからこそ正しく使おう
オーブントースターは手軽で便利ですが、自己流の使い方をすると思わぬ事故につながる危険があります。
毎日の食卓に欠かせない家電だからこそ、正しい使い方を心がけたいですね。