知らなかった!炭酸飲料ペットボトルの底が“花びら形”の理由「デコボコの理由があるんだ」

家のこと

2025.09.22

スーパーやコンビニで買うペットボトルを、ふと裏返してみると底が平らではなく複雑な形になっていますよね。底が5つに分かれ、花びらのように突起が見られます。じつはそこには、見た目以上の大切な役割が隠されているんです。ここでは、炭酸飲料のペットボトルの底に「ナゾの5つの突起」がある理由についてご紹介します。

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炭酸飲料のペットボトルの「突起」の正体は

ペットボトルのコーラ

コーラやサイダーなどの炭酸飲料のペットボトルをよく見ると、底の部分に突起がついてゴツゴツしているのが分かりますよね。

コーラのペットボトルに底についている突起

もちろんこれはデザイン性ではなく、炭酸飲料を安全に保存するためのくふうなのです。
ペットボトルの底に突起があるのは、以下のような理由があります。

1.炭酸飲料の強い圧力に耐えるため

コーラのペットボトルを掲げる

炭酸飲料のボトルは、中のガスが膨張することで常に強い圧力がかかっています。もし底がまっすぐだったら、その力に耐えきれず変形したり破損したりする危険もあります。そこで、底に花びらのような突起をつけ、圧力を分散させているんです。

2.ペットボトルを自立しやすくするため

テーブルに置いたペットボトル

突起をつけて圧力が分散されると、ペットボトルがぐらつかず形が安定するメリットもあります。立てて置いたときも倒れにくくなるのも、この形だからこそなんです。

ペットボトルの形にも着目してみて!

ちなみに、炭酸飲料のペットボトルは円筒になっているのも、ペットボトルの強度を高めて自立しやすくするためのもの。炭酸ガスが溶け込んでいる飲み物を安全に保管できるのは、考え抜かれたこの形のおかげなんですね。
ペットボトルの炭酸飲料を飲むときは、ぜひその形にも注目してみてください。

※突起の数や形状はメーカーによって異なる場合があります。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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