危うく発火するところだった…。「キッチンペーパー」の“危険な使い方”「こわい」「知らなかった」

家のこと

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2025.10.10

料理や片付けに、毎日のように使うキッチンペーパー。油を吸わせたり、ちょっとした拭き掃除に使ったりと、とても便利ですよね。しかし、やってはいけない使い方をすると危険な場合も……。そこで今回は、思わぬ事故や火災につながる「キッチンペーパーのNGな使い方」をご紹介します。

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NGその1.オーブントースターで使う

オーブントースターでキッチンペーパーは使えない出典:stock.adobe.com

キッチンペーパーによっては、電子レンジ対応の耐熱タイプもありますが、オーブントースターでは使用できません。
オーブントースターはヒーターの熱が直接あたるつくりになっているため、紙を敷いたりかぶせたりすると、あっという間に高温になり発火する危険があります。湿り具合や種類によって燃えやすさは変わりますが、火災につながるおそれが非常に高いです。

NGその2.直火で使う

キッチンペーパーを直火での使用はNG出典:stock.adobe.com

キッチンペーパーは、直火での使用がNG。キッチンペーパーは燃えやすい紙製品、パッケージにも「直火やオーブン不可」と書かれているものがほとんどです。
紙に火が近づけば、すぐに焦げたり炎が出たりするのは当然のこと。実際にわたしも、誤ってキッチンペーパーに火が移った、“ヒヤリハット”の経験があります。
直火での使用を避けるのはもちろん、コンロなど火気の近くに置くのも避けてください。

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NGその3.油を含ませて密閉して捨てる

油を含んだキッチンペーパーをそのまま処分するのはNG出典:stock.adobe.com

天ぷらや揚げ物で使った後のキッチンペーパー。ついそのままゴミ袋に入れてしっかり縛ってしまいがちですが、じつはとても危険な行為です。
油は空気に触れると、酸化して熱を持ちます。袋の中で熱がこもると自然発火のおそれがあり、実際にゴミ箱から発火した事例も報告されているんです。ちなみに、揚げ物をした後、熱いままの油をキッチンペーパーや新聞紙に吸わせて捨てるのも非常に危険です。高温だと油の酸化が一気に進み、発熱や発火の危険が高まります。油を含んだキッチンペーパーを捨てるときは、必ず冷ました後に水を含ませて処分しましょう。

ふだんの何気ない行動を見直して

キッチンペーパーはとても便利な道具ですが、安易な使い方が事故につながることもあります。安全な暮らしを守るためにも、ぜひキッチンペーパーの扱い方には注意してください。

※参考:岡崎市「身近に潜む自然発火に注意してください!!」
https://www.city.okazaki.lg.jp/1100/1115/1301/p039374.html

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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