保存容器いらず?フルーツネットが大活躍
せっかく買った野菜や果物があっという間に傷んでしまった経験はありませんか? とくに夏場や湿度が高い季節は、「まだ食べていないのに柔らかくなってしまった」「冷蔵庫に入れたのに翌日にはシワシワ……」なんてことも。筆者の家でもよくあり、どうにかならないかと頭を抱えていました。
保存容器を買い足そうかとも考えましたが、収納場所も必要になるし、できればお金をかけずに工夫したいところ。そんなときに目に入ったのが、食べ終わった果物についている“フルーツネット”。なんとこのフルーツネットがトマトの保存に活躍してくれるアイテムだったんです。
フルーツネットでできるトマト保存の手順
果物を守るために使われているフルーツネットは、やわらかい野菜や果物の保存にも応用できます。たとえばトマトなら、次の手順で使うと効果的です。
まず、トマトのヘタを下にしてフルーツネットに入れます。
フルーツネットがクッションになり、冷蔵庫の中で転がっても傷みにくくなるそうです。
次に、そのままポリ袋に入れましょう。
袋に入れると乾燥を防げます。ただし口をしっかり閉じると結露しやすいため、ふんわりかぶせる程度にして袋の空気を少し逃がすようにするがおすすめです。
最後に、ヘタを下にしたまま冷蔵庫の野菜室に入れて保存します。
ヘタの部分は比較的硬いため、下向きにすると果肉が潰れにくくなるそうです。
この方法を試してみると、「翌日にはブヨブヨ……」という悩みが減ったように感じました。フルーツネットは洗ってしっかり乾かせば繰り返し使えるので、エコにもつながりますね。使い回しするとカビ・雑菌の温床になる可能性あるので適度に交換してください。
再利用でエコにも◎ほかの使い道もチェック
フルーツネットは捨ててしまいがちですが、工夫次第で暮らしに役立つアイテムに変わります。トマトの保存以外にも、グラスの緩衝材や小物のラッピングに使ったりと用途はいろいろ。もし汚れている場合は水洗いしてよく乾かし、清潔な状態で使うと安心です。
「どうせゴミ」と思っていたものが、実は便利な収納や保存グッズに早変わりするのはちょっとした発見。環境にもお財布にもやさしい工夫です。冷蔵庫の中で「すぐに傷んで困る……」と悩んでいた方こそ、ぜひ一度試してみてくださいね。
※効果には個人差があります。食材の状態や保存環境により結果が異なる場合があります。
※物理的な保護効果はあるものの、鮮度保持効果については個人の体験談に基づく内容です。