NGその1.夜に干す
夜は、虫たちの活動が活発になる時間帯。カメムシにとってゴールデンタイムに洗濯物を干せば、服に虫がつくリスクは高まります。
とはいえ、ライフスタイルによっては、夜にしか洗濯できない場合もあるでしょう。夜間は室内干しに、朝が来たらベランダに移すのもひとつです。
NGその2.植物のそばに干す
ベランダでガーデニングや家庭菜園をしている方は要注意です。植物は、虫にとってエサ場や休憩所のようなもの。そういった場所の近くに洗濯物を干せば、虫が洗濯物に移るのは避けられません。
外干しをする場合は、洗濯物と植物の距離を離す、防虫対策をするなどくふうしましょう。ちなみに、スペアミントなど防虫効果のある植物を植えると、カメムシ避けとしても効果が期待できます。
NGその3.洗濯物を夜に取り込む
日中に干しても、夜に洗濯物を取り込むのは避けた方が無難。明かりに集まったカメムシが、すでに洗濯物についていることがあるからです。
また、ベランダや室内の照明に誘引されて、洗濯物ばかりか室内にカメムシが入り込むリスクが高まります。
洗濯物の取り込みは、できるだけ夕方までに済ませるのが理想的。また、昼間であってもカメムシがついている可能性はありますので、取り込む前に洗濯物を手ではらって確認しましょう。
カメムシを家に侵入させないくふうを
洗濯物にカメムシがつく原因は「干す時間」「干す場所」「取り込むときの油断」。この3つに気をつければ、カメムシ付着を大幅に減らすことができます。
※カメムシの行動は地域や季節、個体により差があるため、対策の効果には差が生じる場合があります。