段ボールがつぶれない!「簡易的な椅子」を作る簡単裏ワザ「想像以上の安定感」「災害時にも使える」

家のこと

2025.11.11

段ボールを普通に組み立てただけでは、腰をかけるとつぶれてしまいますよね。でも、ちょっとした工夫を加えるだけで、しっかりとした椅子に早変わりするんです。災害時など、避難先で椅子がないときに役立つ知識として覚えておくと安心です。そこで今回は、段ボールを使った簡単な椅子づくりに挑戦してみました。

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段ボール椅子を作る方法

用意するもの

段ボール、ペン、カッター、ガムテープ

  • 段ボール箱(底にテープを貼った状態)
  • 定規
  • ペン
  • カッター
  • ガムテープ

段ボール箱は、底をしっかりガムテープで貼り、箱の形になったものを用意します。強度を出すため、できれば厚みのあるしっかりした段ボールがおすすめです。

作り方の流れ

1.段ボールの側面にペンで印をつける

段ボールにペンで印をつける様子

段ボールに印をつけた様子

段ボールの側面に、赤い点線の位置を目安にペンで印をつけます。この線に沿ってカッターで切り込みを入れるための目印になります。

2.ペンで印をつけた部分にカッターで切り込みを入れる

段ボールに切りこみを入れる様子

段ボール箱に切りこみ番号を入れた様子

画像の1の点線は、完全に切り込みを入れます。2と3の点線部分は、折りぐせをつけるためのものなので、途中まで軽く切れ込みを入れる程度にしましょう。

カッターの刃を少しだけ出した様子

カッターの刃は少しだけ出して使うのがポイントです。軽くなぞるように切り込みを入れると、安全で扱いやすいです。

3.切りこみを入れた部分を中に折り込む

段ボールを織り込む様子

段ボールの切り込み部分を中に折りこむ様子

切り込みを入れた部分を内側に折り込みます。しっかり折りぐせをつけておくと、後の工程で安定しやすくなります。

4.フタを閉じてガムテープで固定する

段ボールのフタをする様子

折り込んだ部分を押さえながらフタを閉じ、上からガムテープでしっかり固定します。

段ボール椅子

完成です!

段ボール椅子の強度を確かめる様子

体重をかけてもつぶれにくくなり、一時的な簡易椅子として使えます。

※体重や使用環境(湿度・温度など)によって段ボール椅子の強度は変わります。長時間の使用や重い体重には向きません。使用前に必ず安定性を確認し、慎重にご使用ください。

いざというときに頼れる、段ボール椅子

普通に組み立てただけでは、すぐにつぶれてしまう段ボール箱も、少しの補強を加えるだけで、しっかりとした椅子に早変わりします。今回使用した段ボールは小さめで薄手のタイプでしたが、それでも短時間座るには十分な強度がありました。

避難所やキャンプなど、椅子がない状況でとても役立ちます。普段から作り方を知っておくだけでも、いざというときの安心感につながりますよ。身近な素材で手軽に作れる「段ボール椅子」、ぜひ一度試してみてくださいね。

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