1.今すぐ着る“お気に入り3着”を選ぶ
まずは「この秋すぐ着たい服」を3着だけ出してみましょう。自分の直感のまま選んでみてください。そうすることで、“今の自分の軸”が見えて、他の服を見直しやすくなります。そこから、TPOに合わせて必要な服や部屋着などに分類しながら、実際に着ている服、好きだけど着ていない服、好きでなくて着てもいない服……と分けていくことで、自分にとって必要な服が何で、どれだけの量必要なのかが明確になっていきます。
2.夏物は「また来年着たい?」で判断
“まだ着られる”より“また着たい”で選ぶのがポイントです。服そのものにフォーカスしてまだ着られるからという視点で選ぶのではなく、主語を「私」にして、「私が着たい服」かどうか……という視点で選んでいくと、お気に入りの服だけのクローゼットになります。
迷った服は「保留ボックス」に入れて、1か月後に再チェックするようにして、まずは「私が着たい服」だけをクローゼットに残してみてください。朝の服選びが楽しくなるイメージで選んでくださいね。
3.秋冬物は“お手入れしながら出す”
秋冬物をクローゼットから取り出すときに、毛玉や汚れをサッと確認しましょう。このチャンスに一気にお手入れまで済ませて、すぐ着られる状態でクローゼットに並べると、毎朝の支度が気持ちのいい時間になります。素敵な場所に出かけている状況をイメージしながらお手入れの時間はきっと楽しい時間になるはずです。
4.ハンガーは“1本=1着”ルール
ハンガーは1本1着にして二重掛けはしないようにしましょう。服が見やすく、選びやすくなりますし、服も傷みにくくなります。ハンガーの本数を絞って、枠を作ることで、より厳選して服を選ぶようになるので、ハンガーの本数を固定するのもおすすめです。掛ける収納の余白が、ファッションを楽しむ余裕に繋がります。
5.たたむより“立てる収納”で見える化
引き出しは“立てて収納”が基本です。立てる収納にすることで、上から見て選べるので、迷わず時短になります。風通しよく、見渡しやすく収納することで、湿気もたまりにくくなりますし、洋服自体も傷みにくくなります。平置きに重ねるのではなく、立てる収納を意識してください。出典:stock.adobe.com
気負わずサクッとできる「秋の衣替え! 簡単クローゼット片付け」の5つのコツをご紹介しました。クローゼットは「明日の自分をつくる場所」。未来の自分がどんな服を着て、どんな場所に行って、どんな人に出会っていきたいかをイメージしながら、クローゼットを整えてくださいね。