1.部屋着に降格した服
クローゼットの片付けの際に、少しくたびれたり、シミのついた服を部屋着として活用しようと、手放すことを先延ばしにしていませんか? 外出時に着るには抵抗があるけれど、部屋着としてなら……と手放すにはもったいないという思考で、部屋着に降格した洋服、あなたの家にもたくさんありませんか?
片付いていない家には、このような経緯で部屋着に降格した服がたくさんあります。家の中だけとはいえ、くたびれた洋服を着ることは、自分自身を蔑ろに扱っているようで、あまりおすすめできません。家の中でこそ、機能的でリラックスできる清潔な服を着て、ご自身のことを大切に扱ってあげましょう。
2.ライフスタイルが変わって着るシーンのない服
結婚や出産、働き方などライフスタイルが変わったことにより、着るシーンがなくなった服が、クローゼットのスペースを占領していませんか? 働き方の変化によって、スーツを着なくなったり、子どもの成長によって着なくなった服など、ライフスタイルが変わったことで着なくなった服が、クローゼットの貴重なスペースを占領しているのは、とてももったいないです。
「今」必要で着ている服が、取り出しやすく、戻しやすいクローゼットであることが理想的です。改めて服と向き合い、「今後また着る機会があるのか?」の問いに「NO」である服は、思い切って手放してもよいのではないでしょうか?
3.加齢や体形の変化により似合わなくなった服
クローゼットに収納されてはいるけれど、ほとんど手にすることもなく何年も放置されて着ていない服。その中でも、年齢を重ねたことで似合わなくなった服や、体型の変化によって着なくなった服が、スペースを占めているお家もよくみかけます。昔はデザインが好きで着こなせていたけれど、年齢を重ねた「今」の自分にはフィットしない服があるのは、ごく自然なこと。改めて袖を通してみて、違和感を感じる服はこの機会に手放してみて。
まだ着れるから……、高かったから……と手放せずにいる服は、クローゼットに残していても、実際に着ることはほぼないというのが現実ではないでしょうか。服はたくさんあるけれど、着たい服がないクローゼットはとても残念です。今回ご紹介した、片付かない家にありがちなモノ3選「クローゼット編」を参考に、改めて「今」着たい服かどうか、クローゼットと向き合って、洋服選びが楽しくなるクローゼットを目標に、是非クローゼットの片付けに取り組んでみてください。