NGその1.扉を長時間閉めっぱなしにしている
クローゼットの扉、いつも閉めっぱなしにしていませんか? クローゼット内は空気がこもりやすく、湿気が溜まるとカビがどんどん繁殖します。特に雨の日が増える季節は、1日閉めっぱなしにしただけでクローゼット内の湿度が上がることも……。
こういった湿気は、意識的にクローゼットの扉を開けておくだけで解消できます。扉を開けて風を通すと、湿気がこもりにくくなりカビ対策に効果的。晴れた日は、日中に窓を開けて空気の入れ替えをしながら行うと、より湿気を放出できますよ。
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NGその2.クリーニングのビニール袋をかけたまま収納
クリーニングから戻ってきた服は、つい袋に入れたままの状態でしまいがち。しかしこれは、服にカビが生えるリスクがあるためおすすめできません。
クリーニングのビニールに入ったままだと、通気性が悪くなり湿気がこもります。さらにクローゼットの中に入れっぱなしにすれば、カビの発生リスク大! クローゼットどころか、服自体にカビが生えかねません。
クリーニングから戻ってきた袋は、すぐに外してから収納する。このひと手間で、臭いやカビ防止につながります。もしカバーをかけるのであれば、不織布タイプの通気性のよいものを使いましょう。
NGその3.使わない服をずっと収納している
何年も着ていない服、ついつい「いつか着るかも」とクローゼットに押し込んだ状態になっていませんか? 狭い空間に無理やり服を詰めると、すき間がなくなり風通しが悪くなります。その結果、湿気が溜まりやすくなってカビやすくなってしまうんです。
繰り返しになりますが、クローゼットのカビを防ぐには、空気を通して湿気を逃がすことが大前提。着ない服は思い切って手放しましょう。クローゼットの見直しをすると、全体の通気性がアップしてカビ防止にもつながります。
「過去1年以上着ていない服は処分する」のように、自分ルールを決めるとスッキリ片付くはずです。
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湿気対策は“ちょっとの手間”で差がつく!
クローゼットのカビは「湿気」が最大の敵。しかし、こまめな換気や収納方法の見直しなど、少しの習慣改善でしっかり防ぐことができます。
今日からできる簡単な対策でクローゼットをキレイに、大切な服を湿気から守りましょう。