閉めっぱなしは危険!「クローゼット」に湿気やカビを呼ぶ“3つのNG習慣”「袋に入れたままだ…」

家のこと

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2025.06.18

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)で整理収納アドバイザーの三木ちなです。お気に入りの服を着ようとクローゼットを開けたら、なんだかイヤな臭いが……という経験はありませんか? じつはこれ、クローゼット内の湿気やカビが原因かもしれません。ここでは、クローゼットをカビの温床にしてしまう、避けるべき“NG行為”を3つご紹介します。

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NGその1.扉を長時間閉めっぱなしにしている

閉めている扉出典:stock.adobe.com

クローゼットの扉、いつも閉めっぱなしにしていませんか? クローゼット内は空気がこもりやすく、湿気が溜まるとカビがどんどん繁殖します。特に雨の日が増える季節は、1日閉めっぱなしにしただけでクローゼット内の湿度が上がることも……。
こういった湿気は、意識的にクローゼットの扉を開けておくだけで解消できます。扉を開けて風を通すと、湿気がこもりにくくなりカビ対策に効果的。晴れた日は、日中に窓を開けて空気の入れ替えをしながら行うと、より湿気を放出できますよ。

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NGその2.クリーニングのビニール袋をかけたまま収納

クリーニングに出した衣類出典:stock.adobe.com

クリーニングから戻ってきた服は、つい袋に入れたままの状態でしまいがち。しかしこれは、服にカビが生えるリスクがあるためおすすめできません。
クリーニングのビニールに入ったままだと、通気性が悪くなり湿気がこもります。さらにクローゼットの中に入れっぱなしにすれば、カビの発生リスク大! クローゼットどころか、服自体にカビが生えかねません。
クリーニングから戻ってきた袋は、すぐに外してから収納する。このひと手間で、臭いやカビ防止につながります。もしカバーをかけるのであれば、不織布タイプの通気性のよいものを使いましょう。

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NGその3.使わない服をずっと収納している

溢れた衣類出典:stock.adobe.com

何年も着ていない服、ついつい「いつか着るかも」とクローゼットに押し込んだ状態になっていませんか? 狭い空間に無理やり服を詰めると、すき間がなくなり風通しが悪くなります。その結果、湿気が溜まりやすくなってカビやすくなってしまうんです。
繰り返しになりますが、クローゼットのカビを防ぐには、空気を通して湿気を逃がすことが大前提。着ない服は思い切って手放しましょう。クローゼットの見直しをすると、全体の通気性がアップしてカビ防止にもつながります。
「過去1年以上着ていない服は処分する」のように、自分ルールを決めるとスッキリ片付くはずです。

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湿気対策は“ちょっとの手間”で差がつく!

クローゼットのカビは「湿気」が最大の敵。しかし、こまめな換気や収納方法の見直しなど、少しの習慣改善でしっかり防ぐことができます。
今日からできる簡単な対策でクローゼットをキレイに、大切な服を湿気から守りましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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