NGその1.飲み物に氷を入れる

「冷たい方がおいしいから」と、グラスに氷を入れてから注いでいませんか? きっと、氷を入れて飲む人は少なくないはずです。

じつはこれ、炭酸が抜けるNG行為のひとつ。

氷を入れたコップに炭酸飲料を注ぐと、その衝撃で大きな泡が出て炭酸が抜けてしまいます。
ただ、飲み物の温度が高すぎても炭酸のピリピリとした刺激を感じにくいです。

冷たさと炭酸の両方を楽しみたい方は、氷は使わずに飲み物を冷蔵庫でしっかり冷やしてから味わいましょう。
NGその2.勢いよく注ぐ

炭酸飲料をコップで飲むとき、勢いよく注ぐのも炭酸が抜けやすくなる原因です。飲み物が落ちる衝撃で、炭酸ガスが放出されてしまいます。強炭酸の飲み物ほど抜けやすいです。
注ぐときは、コップを斜めに傾けてゆっくりとコップの縁に沿わせるように注ぐのがポイント。注ぐときの衝撃をやわらげると、炭酸の抜け具合は最小限に抑えられます。
NGその3.高温になる場所に置く

飲みかけの炭酸ジュースをテーブルに置きっぱなしにする……。これも、じつは危険をともなうNG行為です。
ペットボトルや缶を日光の当たる場所に放置すると、温度が上がって中のガス圧が変化し、炭酸が抜けやすくなります。最悪の場合、内部の圧力でキャップが緩んだり、破裂したりするおそれもあるんです。
夏が過ぎたからといって、油断は禁物。暖房器具やコンロの近くに置くと、破裂のリスクがあるほか、炭酸も抜けやすくなるので、飲み終わったら冷蔵庫へ戻す習慣をつけましょう。
炭酸飲料を安全に美味しく飲み切ろう
炭酸飲料を最後までおいしく楽しむには、「飲み方」と「保管場所」がポイント。ちょっとした工夫で、あの爽快なシュワッと感を長く味わえますよ。
