1.食べこぼしによる色素汚れ
衣類についたカレーやケチャップ、ワインなどの濃い色の汚れは、中性タイプのウタマロクリーナーでは落ちにくいことがあります。ついた直後の汚れであれば、きれいに落ちる場合もありますが、特にトマトやカレーのような強い色素汚れは要注意。ウタマロクリーナーの洗浄力では、完全に落とせないことがあるんです。
こういった食べこぼしの汚れに対しては、「ウタマロ石けん」が効果的。蛍光増白剤が配合されているため、白い衣類をより白く見せてくれます。洗濯前に軽くこすり洗いするだけで汚れが落ちやすくなるので、お手入れも簡単です。
時間が経って繊維に染み込んだシミや強い色素汚れは、ウタマロ石けんに頼りましょう。
2.油性ペンの汚れ
子どもがテーブルで落書きしたり、誤って衣類につけたりした油性ペンのインク汚れ。これも、ウタマロクリーナーが苦手とする汚れのひとつです。
油性インクは一般的に繊維や樹脂に浸透しやすく、表面の汚れしか落とせません。薄い汚れであれば、何度か繰り返し拭くことで多少は目立たなくなりますが、完全に消すのは難しいです。
わが家のダイニングテーブルにも、油性ペンで書かれた落書きがちらほら……。ウタマロクリーナーで多少薄くなりましたが、完全には落ちませんでした。
こういった油性ペンのインク汚れは、布製品なら漂白剤を使うなど、素材に合わせた方法で対処しましょう。
3. 経年劣化によるプラスチックの変色
白いコンセントカバーや収納ケースが、いつの間にか黄ばんでいた……そんな経験ありませんか? こういった黄ばみは、汚れではなく素材の「経年劣化」が原因です。紫外線や熱によって樹脂自体が変色しているため、ウタマロクリーナーで拭いても元には戻りません。
ただし、表面についたホコリや手あか程度なら十分キレイになります。根本的に白さを戻したい場合は、酸素系漂白剤や専用のクリーナーを使うか、日頃から日光や熱を避けるくふうをしましょう。
ウタマロクリーナーで落ちない汚れもある
ウタマロクリーナーは、家中どこでも使える頼れる存在。日常の軽い油汚れや手あか、床やキッチンのちょっとした掃除にはぴったりです。
ただし、強い色素汚れ・油性インク・経年変色などは苦手分野。ウタマロクリーナーで落ちない場合は、汚れと素材に合う洗剤を活用してみましょう。