1本あると便利なウタマロクリーナー。じつは“苦手な汚れ”3つ「もう無駄に使わない」

家のこと

2025.10.21

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。油汚れや水アカまで、1本で家中を掃除できる「ウタマロクリーナー」。しかし、そんな頼もしい洗剤にも、じつは落としにくい汚れがあるんです。そこで今回は、私が使ってみて感じた「ウタマロクリーナーが不得意な汚れ」についてご紹介します。

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1.食べこぼしによる色素汚れ

ウタマロクリーナーで落ちにくい汚れ①色素が強い食べこぼし汚れ出典:stock.adobe.com

衣類についたカレーやケチャップ、ワインなどの濃い色の汚れは、中性タイプのウタマロクリーナーでは落ちにくいことがあります。ついた直後の汚れであれば、きれいに落ちる場合もありますが、特にトマトやカレーのような強い色素汚れは要注意。ウタマロクリーナーの洗浄力では、完全に落とせないことがあるんです。
こういった食べこぼしの汚れに対しては、「ウタマロ石けん」が効果的。蛍光増白剤が配合されているため、白い衣類をより白く見せてくれます。洗濯前に軽くこすり洗いするだけで汚れが落ちやすくなるので、お手入れも簡単です。
時間が経って繊維に染み込んだシミや強い色素汚れは、ウタマロ石けんに頼りましょう。

2.油性ペンの汚れ

ウタマロクリーナーで落ちにくい汚れ②油性ペンのインク汚れ出典:stock.adobe.com

子どもがテーブルで落書きしたり、誤って衣類につけたりした油性ペンのインク汚れ。これも、ウタマロクリーナーが苦手とする汚れのひとつです。
油性インクは一般的に繊維や樹脂に浸透しやすく、表面の汚れしか落とせません。薄い汚れであれば、何度か繰り返し拭くことで多少は目立たなくなりますが、完全に消すのは難しいです。

ダイニングテーブルについた油性ペンのインク汚れ

わが家のダイニングテーブルにも、油性ペンで書かれた落書きがちらほら……。ウタマロクリーナーで多少薄くなりましたが、完全には落ちませんでした。
こういった油性ペンのインク汚れは、布製品なら漂白剤を使うなど、素材に合わせた方法で対処しましょう。

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3. 経年劣化によるプラスチックの変色

ウタマロクリーナーで落ちにくい汚れ③プラスチックの変色汚れ出典:stock.adobe.com

白いコンセントカバーや収納ケースが、いつの間にか黄ばんでいた……そんな経験ありませんか? こういった黄ばみは、汚れではなく素材の「経年劣化」が原因です。紫外線や熱によって樹脂自体が変色しているため、ウタマロクリーナーで拭いても元には戻りません。
ただし、表面についたホコリや手あか程度なら十分キレイになります。根本的に白さを戻したい場合は、酸素系漂白剤や専用のクリーナーを使うか、日頃から日光や熱を避けるくふうをしましょう。

ウタマロクリーナーで落ちない汚れもある

ウタマロクリーナーは、家中どこでも使える頼れる存在。日常の軽い油汚れや手あか、床やキッチンのちょっとした掃除にはぴったりです。
ただし、強い色素汚れ・油性インク・経年変色などは苦手分野。ウタマロクリーナーで落ちない場合は、汚れと素材に合う洗剤を活用してみましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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