よく着る服には毛玉ができやすい
毛糸で編まれた服は温かく、見た目も素敵ですが、毛玉ができやすいのが悩みの種という方も多いと思います。
「簡単にきれいに毛玉を取る方法はないだろうか……」と考えていたときにSNSで見つけたのはなんと、“スポンジを使って毛玉を取る方法”。
鍋の焦げつきなどを落とすのに使われる硬めのスポンジで、簡単に毛玉が取れるそうなんです。
筆者も早速、毛玉が気になっていたカーディガンで試してみました。
※スポンジで毛玉を取る効果は素材や編み方、毛足の長さによって異なり、すべての衣類に適用できるわけではありません。使用する際は、目立たない部分で試し、力加減やスポンジの硬さに注意してください。
スポンジで毛玉を取る方法
今回使ったのは、鍋の焦げつきを落とすための硬いスポンジ。筆者は100円ショップで購入しました。

スポンジでカーディガンについた細かい毛玉を取り除いていきます。

スポンジを軽く握るように持ち、スポンジの表面でセーターの毛玉をサッサッと撫でていきます。「擦る」のではなく、生地の表面に浮いた毛玉を「やさしく絡めとる」イメージです。
※ここで強く擦ると生地を傷めてしまう可能性があります。
最初は目立たない場所で少しずつ試しながら、コツをつかんでくださいね。

生地に当たるスポンジの位置を少しずつ変えながら、数分間やさしく撫でてみたところ……。
細かい毛玉が取れて、きれいになりました!

カーディガンの左前身頃(写真の向かって右側)だけ、この方法を試してみました。
比較してみると、違いがわかりますね。

カーディガンの前身頃の片側だけを毛玉取りした後のスポンジがこちらです。
毛玉がしっかりと絡みついていました!

コツを掴めば簡単!でも注意も必要
スポンジで生地の表面を軽く撫でるだけで、毛玉が取れていくので驚きました。
コツをつかめば、短時間で簡単に毛玉を取り除くことができると思います。ただし、柄の部分は毛羽立ちをスッキリ取り除くことができなかったので、必要に応じて別の道具との併用がおすすめです。
普段着の毛玉を手軽にお手入れする方法として、ぜひ一度試してみてくださいね。
※この方法はあくまで手軽な代替手段です。特に大切な衣類や高級素材(ウール・カシミヤなど)には使用をお控えください。また、素材や編み方、毛足の長さによって効果が異なるため、必ず目立たない部分で試してから行ってください。
※生地の素材・毛玉の状態・スポンジの硬さ等によって時間や労力が異なります。なお、生地や毛玉状況によって効果は異なる場合があります。
