キッチンで大活躍する新聞紙
油の吸収性に優れた新聞紙はキッチンでも大活躍するアイテム。使った後の油ボトルをそのまま置くと、台がベタついてしまうことがありますよね。そんな時は、新聞紙で作る“油受け”が便利。使い終わったらそのまま捨てられて片づけも簡単です。そこで今回は、油の液だれを防ぐ新聞紙の油受けを作ってみました!
新聞紙油受けの作り方
まず、2つ折りの新聞紙を用意したら、下記手順で折っていきます。

【1】2つ折りの新聞紙をさらに半分に折ります。画像1の赤い点線のように、下から上へ折り上げてください。
【2】画像2のように、約2cmずらして半分に折ってくださいね。少しずらすことで、箱の形が作りやすくなります。
【3】 画像3のように、画像2の状態の新聞紙を左右を中央に向かって半分に折ります。

【4】3の状態から、さらに半分に折って折り目をつけます。中央にしっかり折り目をつけておくと、このあと形が整えやすくなります。
【5】左右と上下の両端を内側に折り込みます。
【6】画像6の点線に沿って、さらに内側へ折ります。

【7】画像7の赤丸部分、3で2つ折りした新聞の、“手前の束のみ”を点線のところで折ります。
【8】画像8の赤丸部分、“ポケット状”になっているところを開きます。

【9~10】ポケットを開いたら、側面の余った部分を折り、内側のポケット部分に差し込みます。画像9〜10のように、角を軽く押さえながら折ると入れやすいです。

【11】反対側も同様に、余った部分を折って側面のポケットに差し込みます。両側をしっかり差し込むことで、形が安定します。
【12】形を整えたら完成です。

油の容器を入れると、すっきりと収まります。これで、油を使ったあとの液だれで台が汚れる心配もありません。
新聞紙で油や調味料のベタつき防止

新聞紙を折るだけで作れる油受けは、油や調味料の容器をすっきりまとめられるだけでなく、汚れたらすぐに新しいものに取り替えられて衛生的。また、大きさの違う新聞紙で作ると、さまざまな容器サイズに対応できるのも嬉しいポイントです。ぜひお試しくださいね!
【注意点】
※本記事の油受けは、油ボトルの底から滲み出る微量な液だれ防止のための簡易的なものです。揚げ物などに使った大量の廃油処理には使用できません。
※油を吸った新聞紙は燃えやすく、特に油が大量に付着した状態で放置すると自然発火のおそれがあります。コンロなどの火元の近くには絶対に設置・保管しないでください。
※万が一、大量の油が付着した新聞紙は、すぐに水で十分濡らしてから処理してください。ごみの分別ルールは自治体によって異なる場合があります。お住まいの地域の指示に従ってください。
