残念な引き出し

今回、掃除していくのがコチラ。ガスレンジやシンク下の引き出しの表面です。油ハネや洗剤・水のハネなどの汚れが全体に付着しています。
ガスレンジやシンクなど台所のメイン部分は掃除するけれど、キッチン棚の“表側”はついスルーしがち。
「いつかやろう……」が、1週間、1ヶ月、半年とズルズル続いてしまうんですよね。ただ、やり始めれば10分程度で終わる掃除なので、ぜひチャレンジしてみてください。
【用意するもの】
食器用洗剤
スプレーボトル(あれば)
マイクロファイバークロス(3枚)
ハンディモップ
歯ブラシ
ホコリを軽く落とす

いきなり濡らして拭く前に、まずは乾いた状態のままハンディモップなどで付着しているホコリを取り除きます。
ホコリがついたまま濡らしてしまうと、汚れがかえって取りにくくなることがあるので、この工程はしっかり行いましょう。
油汚れに効く洗剤水を作る

台所の主な汚れは油分が混ざったもの。油には食器用洗剤が最適なのは言わずもがなです。
水200ml+食器用洗剤小さじ1程度で洗剤水を作ります。
取っ手→側面の順に拭いていく

もっとも汚れが付着しやすいのは、取っ手です。台所の油汚れに加えて、指の油もプラスされている場所です。
まずは、ここを洗剤水に浸して絞ったクロスやふきんで拭いていきます。取っ手の後に、側面を拭きましょう。

細かい箇所は歯ブラシなどを使用しましょう。

溝に入り込んでいた汚れも、ご覧の通りきれいに取り除くことができました。
ベタつきの強い部分は“置き拭き”

引き出しを少し出した「縁」の部分に、汚れが溜まっている可能性があります。しかも下に垂れにくいぶん、ベタつきが強めなことも。
そんなときは、洗剤を含ませたクロスを密着させて10秒ほど置き、その後に再び軽く撫でるとスルッと取れちゃうんです。
別クロスで水拭き

同じクロスだと洗剤が残って仕上がりが濁るので、水だけを含ませたクロスを固く絞り、しっかり洗剤膜を除去します。
乾拭きをして終了

再度クロスを変えて、仕上げの乾拭きを行います。水滴が残るとムラ・白ジミ・再汚れ付着の原因になるので、最後は完全に乾かすイメージで!
これでツルッと指がすべる引き出しに復活します。
たった10分で見違える輝きに

ここまでかかった時間はたったの10分。ホコリ取り→洗剤水で拭く→水拭き→乾拭きの簡単な4工程で、かつての輝きが蘇ります。妻の僕に対する愛情は蘇りませんが……。
【注意】
我が家のように鏡面処理が施されている場合は、絶対にメラミンスポンジやクレンザーを使用していけません。細かい傷が無数について、かなりショックなことに(経験済)。
最後に、引き出しの縁は忘れがちなのでご注意を! ではまた!
