もう諦めない!浴室の“超頑固な黒カビ”が薄くなるプロの掃除テク「落ちた」「気持ちよく入浴できる」

家のこと

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2025.12.16

お風呂場で、ふと目に入るポツポツ、気になっていませんか? しっかり掃除したつもりでも、なぜか残ってしまう“あの黒い点”。その正体は、実は頑固な黒カビです。どう対処すればよいのかわからず、困っている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、お掃除のプロである、家事代行マッチングサービス「タスカジ」のみけままさんにカンタンお掃除術を教えていただきました。

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教えてくれたのは……タスカジのみけままさん

タスカジのみけままさん出典:taskaji.jp

家事代行マッチングサービス「タスカジ」の人気ハウスキーパー。20年以上もの間、家事代行・ハウスクリーニングに携わり、経験を生かしたテクニックで家中の汚れをピカピカに。レビュー評価が圧倒的に高く、熟練の掃除ワザでリピーター続出。タスカジで講師としても活動している。テレビ・雑誌・WEBなど各種メディアにも多数出演し、生活に役立つ家事ワザを紹介している。

ポツポツ残る「お風呂の頑固な黒カビ」を落とす方法

浴槽と壁の間のパッキンや、浴槽と床とのすき間など、一見キレイに見えても、よく見ると“黒い点”が残っていることはありませんか? 

ポツポツ残る頑固な黒カビ

この黒い点の正体は、黒カビです。ポツポツとした点状の黒カビは根が深いため、一般的なカビ取り剤では濃度が足りず、なかなか落とせないことも多くあります。

今回は、そんな“超頑固な黒カビ”に効果的な、簡単お掃除方法をご紹介します。

用意するもの

  • キッチンハイター
  • キッチンペーパー(こより状に丸められるもの)
  • ラップ
  • 濡らしたタオル(液垂れ防止用)
  • ゴム手袋

市販の漂白剤の中でも、ピンクのキャップのキッチンハイターは市販のカビ取りスプレーより濃度が高く、黒カビ対策に最適です。 ただし、周囲の素材に影響が出ないように注意してください。

使用上の注意

  • 原液で使わないでください。
  • 目や皮ふ、衣類につかないように注意してください。
  • 炊事用手袋を使って取り扱ってください。
  • ほかの洗剤などと混ざらないようにしてください。
  • 酸性タイプの製品や、塩素系の製品、食酢、アルコールと混ざらないようにしてください。有害なガスが発生して危険です。

1.液垂れ対策をする

周囲を濡らしたタオルで保護する

キッチンハイターの液だれを防ぐため、対象部分の下に濡らしたタオルなどを敷いて保護しておきましょう。

2.キッチンハイターを染み込ませたキッチンペーパーを貼る

空きカップなどにキッチンハイターを入れて、こよりに染み込ませる

キッチンハイターと同量の水で薄めた「キッチンハイター液」を作ります。
プリンカップなどの空き容器に入れて作ってもOKです。

キッチンペーパーを貼りつける

「キッチンハイター液」に、細長く丸めたキッチンペーパーを浸し、黒カビが気になる部分のみに貼りつけます。必ずゴム手袋をしておこなってください。

※本記事で紹介するタスカジさん独自の掃除方法は濃度が高いため、長時間放置すると素材の変色・硬化・ひび割れなどのダメージが生じる可能性があります。キッチンハイター液は頑固な黒カビ部分にのみ使い、時間を守って使用してください。

3.ラップで覆って放置する

ラップで覆って放置する

乾燥を防ぐため、上からラップで覆います。このまま30分放置して汚れを確認し、取れていない場合は1時間程度にとどめてください。

4.洗い流す

しっかり洗い流す

ラップを外し、洗い流して完了です。周囲にも残らないように、しっかりと洗い流しましょう。

Before・After

before・after

この方法でやってみると、なかなか落とせずに困っていた黒カビがかなり薄くなり、ほとんど目立たなくなりました。完全に除去できない場合もありますが、効果はしっかり実感できるはずです。

見落としがちな場所に潜む黒カビも、ちょっとした工夫でぐっとキレイになります。年末の大掃除ついでに、ぜひ試してみてくださいね!

取材協力:タスカジタスカジ研究所

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著者

shukana

shukana

小学生、幼稚園児の男の子のママ。出産前まで紳士服業界に携わり、TES(繊維製品品質管理士)の資格を取得。 暮らしをより楽しく、よりラクに過ごすための方法を日々模索中です。

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