教えてくれたのは……タスカジのみけままさん
家事代行マッチングサービス「タスカジ」の人気ハウスキーパー。20年以上もの間、家事代行・ハウスクリーニングに携わり、経験を生かしたテクニックで家中の汚れをピカピカに。レビュー評価が圧倒的に高く、熟練の掃除ワザでリピーター続出。タスカジで講師としても活動している。テレビ・雑誌・WEBなど各種メディアにも多数出演し、生活に役立つ家事ワザを紹介している。
お風呂の頑固な水アカをまるごと落とす掃除術
お風呂の気になる汚れといえば、やっぱり“水アカ”ですよね。床、浴槽のフチ、浴槽内の側面(とくに水位のあたり)、浴槽の洗い場側の壁、蛇口まわり、鏡、お風呂の椅子など、白っぽくザラついた汚れが溜まっていませんか?
そんなときにおすすめなのは「クリームクレンザー」

お風呂用洗剤とスポンジでこすってみて、落ちるようならそのままでも十分ですが、ザラつきがあって引っかかったり、黄ばんだりした頑固な水アカに対しては、「クリームクレンザー」をよく使っています。クリームクレンザーは100円ショップでも手に入るので、気軽に取り入れやすいお掃除方法です。
使用上の注意
フッ素樹脂加工面、石材、人工大理石、プラスチックなどはキズついたり光沢がなくなることがあります。目立たない部分で試してから使用するか、メーカーの取扱説明書を確認のうえ、使用してください。
掃除方法
今回は、床と浴槽のフチをお掃除してみます。浴槽内の側面、浴槽の洗い場側の壁、蛇口まわり、鏡、お風呂の椅子も同様の方法で、おこなってくださいね。
1.クリームクレンザーをスポンジに含ませ、汚れが気になる部分をやさしくこすり洗いします。強くこすりすぎると、素材によってはキズがつく恐れがあるため、注意してください。

2.クリームクレンザーが残っていると、白く残ることがあります。しっかり水で洗い流しましょう。

白くモヤっとした汚れがあった床も、すっきりとキレイに仕上がります。

汚れ具合にもよりますが、浴槽のフチも、やさしくこするだけで、つるんと落とせますよ!

水が溜まりやすい場所は「拭く習慣」をつけて予防
床や浴槽のフチなどの平らな部分は、水が流れにくく、どうしても水が溜まりがち。そのままにしておくと、水アカやカビの原因になってしまいます。私がよくご依頼者さまにお伝えしているのは、「水を残さない習慣」をつけることです。

乾いたタオルでサッと拭き取る、スクイージーを使うなどして、お風呂を使い終わった後に“水を切る習慣”をつくっておくと、キレイな状態をキープしやすくなります。これだけで、水アカのつき方が大きく変わりますよ。
年末の忙しい時期はとくに、さまざまな種類の洗剤を使いわけるのは手間がかかるもの。クリームクレンザーひとつあれば、時短でスルッと落とすことができます。汚れがつかない習慣を日々続けながら、心地よく過ごせるバスルームを目指してみてくださいね!

