「トイレの壁」が驚くほど白くなる!尿の“飛びはね黄ばみ”がゴッソリ落ちる“プロの掃除テク”

家のこと

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2025.12.19

トイレの壁、普段から掃除していますか? 便器や床はこまめに掃除していても、壁の汚れはつい見落としがち。壁は、目に見えない飛びはね汚れがじわじわと蓄積している場所なので、気づいたときにはニオイやくすみの原因になっていることも。そこで今回は、お掃除のプロである、家事代行マッチングサービス「タスカジ」のみけままさんに「トイレの壁の汚れを落とすカンタン掃除方法」を教えていただきました。

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教えてくれたのは……タスカジのみけままさん

タスカジのみけままさん出典:taskaji.jp

家事代行マッチングサービス「タスカジ」の人気ハウスキーパー。20年以上もの間、家事代行・ハウスクリーニングに携わり、経験を生かしたテクニックで家中の汚れをピカピカに。レビュー評価が圧倒的に高く、熟練の掃除ワザでリピーター続出。タスカジで講師としても活動している。テレビ・雑誌・WEBなど各種メディアにも多数出演し、生活に役立つ家事ワザを紹介している。

じつは汚れが溜まっている「トイレの壁」の掃除方法

トイレ掃除で見落としがちなのが「壁」です。特に男の子がいるご家庭では、尿の飛びはねによる黄ばみ汚れが壁に残っていることも多く、放置すると壁紙の色が変わってしまうほど頑固な汚れになってしまうこともあります。

今回は、トイレの壁をキレイにするお掃除方法をご紹介しますので、ぜひ大掃除や気になるタイミングで試してみてくださいね!

用意するもの

  • クエン酸スプレー
  • ラップ
  • クロス
  • 必要であれば、歯ブラシ、クエン酸パッド

クエン酸スプレーは市販のものでOKです。泡タイプのクエン酸スプレーは汚れに密着しやすく、特におすすめです。

手作りする場合は、100円ショップなどでよく見かけるスプレー容器にクエン酸の粉末を入れて用意してください。頑固な黄ばみ汚れには濃度を少し高めにしたほうがより効果的。私は容量270mlのショートタイプのスプレーボトルに水を入れ、クエン酸の粉末を大さじ1杯ほど入れて作っています。

※上記のタスカジさん独自の掃除方法は頑固な汚れ用の濃い配合です。濃度が高いと壁紙の素材によっては変色のリスクが高まるため、必ず目立たない場所で事前テストを行ってください。不安な方は、水200mlに小さじ1杯を入れて作ってください。

1.クエン酸スプレーを吹きかける

クエン酸スプレーを吹きかける

汚れが気になる部分に、クエン酸スプレーを吹きかけます。

2.ラップで湿布する

ラップで湿布する

トイレットペーパーでもOKですが、壁紙によってはペーパーがボロボロになって片づけが大変になることもあるため、ラップのほうがおすすめです。広い面を湿布する場合は、ラップをぴたっと貼りつけて、20〜30分ほど放置しましょう。

3.やさしくこする

やさしくこする

湿布をはがしたら、汚れの状態に合わせてこすります。つるっとした素材の壁紙であれば、使い捨てのクロスなどで汚れを拭き取ってください。凹凸のある素材の場合は、まずは部分的にこすって様子をみましょう。壁紙があまり強くないと感じたら、無理にこすらず、やさしく拭き取るだけにしてください。

部分的な掃除には「クエン酸パッド」もおすすめ

部分的なお掃除には、スポンジにあらかじめクエン酸が含まれている「クエン酸パッド」もおすすめです。あたりがやわらかめで壁紙を傷つけにくいため、クエン酸スプレーと併用すると汚れ落ちがさらによくなります。

※壁紙の素材によってはキズがつくこともあるので、目立たない場所で試してから行ってください。

4.水拭きで仕上げる

水拭きと乾拭きで仕上げる

水拭きでクエン酸をしっかり落としたら、お掃除完了です。 湿気が残るとカビの原因になることもあるので、水気を残さないようにしばらく換気してくださいね。

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汚れ予防に「透明の保護シート」を貼ると、掃除がラクに!

掃除後は、透明の保護シートを壁に貼っておくと、汚れ予防に効果的です。トイレの壁専用のものも販売されており、男の子がいる依頼者さまのお宅では、壁の両サイドに貼っている方もいらっしゃいます。

汚れたらサッと拭くだけで済むので、日々のお掃除が手軽に。粘着力が落ちてきたら、新しいものに貼り替えるだけでOKなので、掃除の手間を減らしたい方にぴったりのアイテムです。大掃除でキレイにした後に取り入れておくと、今後のお掃除がぐっとラクになりますよ!

※クエン酸スプレーは、使用上の注意をよく確認のうえ、使用してください。

取材協力:タスカジタスカジ研究所

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著者

shukana

shukana

小学生、幼稚園児の男の子のママ。出産前まで紳士服業界に携わり、TES(繊維製品品質管理士)の資格を取得。 暮らしをより楽しく、よりラクに過ごすための方法を日々模索中です。

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