教えてくれたのは……タスカジのみけままさん
家事代行マッチングサービス「タスカジ」の人気ハウスキーパー。20年以上もの間、家事代行・ハウスクリーニングに携わり、経験を生かしたテクニックで家中の汚れをピカピカに。レビュー評価が圧倒的に高く、熟練の掃除ワザでリピーター続出。タスカジで講師としても活動している。テレビ・雑誌・WEBなど各種メディアにも多数出演し、生活に役立つ家事ワザを紹介している。
リビングや寝室で「ホコリが溜まりやすい見逃しスポット」5選
お掃除の中で意外と見落としがちなのが、ホコリ汚れ。ホコリは高い場所から順に取り除くのが基本です。大掃除前に取り除いておくと、お掃除中にホコリが舞うことを防げて効率もアップします。
今回は、ホコリが溜まりやすいのに“つい見逃しがち”なスポットを5つご紹介します。ホコリは濡らさず、乾いたまま取り除くのが鉄則! どれも手軽にお掃除できる場所ばかりなので、ぜひチェックしてみてくださいね。
私のおすすめ掃除アイテムはコレ

高い場所や狭い場所のお掃除には、いつも「クイックルハンディ」の伸縮タイプを使っています。モップ部分は上下を入れ替えて両面使えるので、コスパも優秀です。
ソファーの下やベッドの下など、クイックルハンディの持ち手が入らないような狭いすき間には、ウェーブの「フロアワイパー」など、ヘッドがフラットになっているタイプを選ぶのもおすすめですよ。
1.照明のかさ

ペンダントライトや間接照明のかさ部分は、意外とホコリが積もりやすい場所です。高い位置にあるため見えにくく、つい後回しにしがちですが、サッとひと拭きするだけで印象が変わります。
2.テレビの裏側の配線まわり

テレビやゲーム機などの配線まわりは、静電気でホコリが集まりやすいスポット。コードが絡んで掃除しにくい場所ですが、定期的に確認するようにしてください。
3.本棚の手前や棚板の上

本棚の本を並べた手前や棚板の上は、空気の流れが少ないためホコリが溜まりがちです。手元での細かなお掃除には、持ち手を短くすると動かしやすく、スムーズにお掃除できます。
4.巾木(はばき)

壁と床の境目にある巾木は、掃除機では届きにくく、意外とホコリが積もっている場所です。よく見てみると、うっすらグレーになっていることもあります。モップ部分を沿わせるようにしてお掃除し、隅のホコリもスッキリ取り除きましょう。
5.ベッドの下

ベッド下は、ホコリが集まりやすい定番スポットです。特に部屋の隅は空気の流れが少なく、気づかないうちにホコリが溜まっていることも。モップのサイズでは物足りないと感じるときには、フロアワイパー用のドライシートの上にモップをのせて拭き掃除するのもひとつの方法です。床に触れる面が広がるので、奥のホコリまでキャッチしやすくなります。
見逃しがちな場所こそ、こまめなお手入れでお部屋の空気がぐんと快適になります。大掃除の前に、気になるスポットを少しずつ片づけて、心地よい空間を整えてくださいね!

