「私、自己肯定感が低くて…」友だちの人生をひも解いてわかったこと。【今の私にちょうどいいしあわせ】

カルチャー

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2026.01.24

新しい年を迎えて「今年の抱負は?」とか「2026年に叶えたい夢について書いてください」なんて言われることが多い時期。目標設定や夢を持つことは悪いことではないけれど、実はそのサイズや解像度を間違えると自分を信じることができなくなり、少々ココロを圧迫してしまうことも……。

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「私、自己肯定感が低くて……」

悩み出典:www.ac-illust.com

頭脳明晰、スポーツ万能で人あたりも良く、人望も厚いというのに「私、自己肯定感が低くって」と嘆く友だちがいる。

いやいやいやいや……私だったら間違いなく自慢したくなる経歴と人柄の持ち主なのになぜ? と彼女の人生をひも解いてみると、頑張り屋さんでいつも大きな目標を掲げて人生を駆け抜けてきた印象がある。

大きな夢の副作用?

小学校出典:www.photo-ac.com

今でいうシゴデキ女子として頼られていた20代の頃、おもむろに彼女は「小学校の先生になる。大学に戻って教員免許を取る」と言い出した。会社で小さな役職も付いて、まさに「これから」というときに、だ。

学費のことや先生になるまでの生活のことをしばらく考えた後「やっぱり今の会社で働く」という結論を聞いたとき、正直私は「ああよかった」と思ったのだが、彼女自身のココロには「夢を諦めてしまった」というキズがついてしまった。

妊活出典:www.photo-ac.com

仕事をつづけながら結婚後すぐに挑戦したのは妊活。聞けば「子どもは多ければ多いほどうれしい」と言う。しかしコウノトリとの折り合いがつかなかったようで、その夢は叶えられなかった。心中、かなり複雑で辛いものがあったと思われる。

そして、次に彼女が新しい夢について語ったのはつい数年前のこと。「新しいビジネスを起こしたい」というのだ。しかも30年以上培ってきたキャリアとは全く別分野への挑戦だ。

相談出典:www.ac-illust.com

流石にこの時私は「ええっ、もったいない!」と思わず本音を言ってしまった。
資金を貯めて計画もそれなりに練ってはいたようだが「まず何から取り掛かればいいのか」というファーストステップが不明なまま右往左往していて、道のりは険しいと言わざるを得なかった。

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努力だけでは叶わないコトもある

夢出典:www.photo-ac.com

きっと彼女は子どもの頃から何でも努力を惜しまず頑張ってきたに違いない。

ところが、世の中には努力だけではどうにもならないこともたくさんある。

例えば、もう少し夢のスケールを小さめに設定して先生ではなく(今はもう無いと思うけど)赤ペン先生を副業にするとか、これまでのキャリアや人脈を生かした起業なら叶う手立てがあったのかもしれない。

スケールと距離感を見誤ったことで彼女は思い通りにならないストレスを抱え、自分を責め、その結果自己肯定感が下がってしまったのだろう。

夢は等身大でいいんじゃない?

夢出典:www.photo-ac.com

夢は見るものじゃなくて「叶えるもの」。

漠然とキラキラしたゴールをイメージするだけではなく「今の自分」とよく相談してほしい。「それ、今本当にやりたい?」って、自分に問いかけてみる……。大切なのは、日々その夢の実現のために時間とお金を費やして前に進む覚悟があるかどうかだ。

人生に無駄は無いというけれど、回り道をしすぎてココロが疲れたり、予定より出費が増えることやはりある。そんなときに落ち込んだり自己肯定感を下げてしまうのは本末転倒だ。

夢は等身大でいい。そして「自分との対話」から、まず始めよう。

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著者

みやむらけいこ

みやむらけいこ

ライター・インタビュアー歴20年以上。媒体を問わず取材執筆を行う。現在では自身の主食「チョコレート」や時間やタスク管理だけではなくココロを整える「手帳」、軽やかに生きるための「自分と向き合う方法」、シゴデキ女子や店舗の「密着取材」などをライフワークとして行う。

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