自分のことが好きな人は約6割
今回のアンケート調査で、「自分のことは好きですか」という質問に対して、約4割の方は「好きではない」と回答されていました。完璧でないのは、誰しも当たりまえのこと。ありのままの自分を認めて、受け入れる感覚のことを「自己肯定感」と言いますが、自己肯定感の低い方も少なくないということが分かる結果となりました。
自分を好きになるためにしている7つの習慣
自分のことが好きでいられると、日常生活をポジティブに過ごすことができますよね。今回アンケート調査で詳しくお話を伺ったところ、自分のことが好きだと回答された方達には、自分を好きになるために習慣化していることがありました。
1.優しい言葉を自分にかける
『自分に厳しくしない。自分にこそ、やさしい言葉で癒すように気をつけています』
『頑張った自分を自分で褒めることを習慣化』
家族や友人、同僚など、他人に対しては褒めたり、やさしい言葉をかけることができるのに、自分にはつい厳しくなってしまうことってありますよね。自己肯定感の高い女性の皆さんは、人から言われたら嬉しい言葉を、自分自身に向かってかけるそうです。そうすることで、自分を認めてあげられるそうですよ。
2.他の人と比べない
『一番落ち込むのは人と比べることだと思っています。自分軸を持って考えるように気をつけています』
『周りの人と比べて要領が悪く落ち込みますが、常に比べるのは昨日の自分、と心がけています』
どうしても他の人と自分を比較してしまいがちですが、人と比べずに自分にだけ集中するようにしているそうです。昨日の自分より成長していれば、それで十分! 自分自身の中での成長を感じることで、自信にも繋がるそうですよ。
3.できないことを気にしない
『私には無理……と思ってしまうことが多かったのですが、自分に対するハードルを下げて、できる範囲で一生懸命取り組むことに。少しずつ自信がもてるようになった』
『苦手なことがはっきりしているタイプなので、できることに全力で取り組む! がマイルール。自分で自分を下げないように気をつけている』
苦手なことは誰しもありますが、そこを気にしてくよくよするのではなく、できることや得意なことを伸ばしていけるように行動されているそうです。
4.定期的に運動する
『全力でスポーツに取り組むうちに、頭の中がクリアになり、前向きになりました』
『身体が引き締まってくると、物事をポジティブに考えられる気がします』
運動を習慣化することで、体が引き締まり自信がもてるのはもちろんですが、頭や心もスッキリするそうです。
筋トレを始めてから悩む時間が減り、前向きに考えられるようになったと回答された方も。
5.理想や悩みを書き出す
『理想の自分を紙に書きだして、それに近づけるように努力します。一つ一つクリアしていく度に達成感があり、自信に繋がります』
『心のモヤモヤはノートに吐き出す。そこでどう改善できるのかを考え、実行に移す』
自分の中の理想や不安は紙に書き出し、可視化して自分のやるべきことを考えるそうです。一つ一つ達成や解消していくことが明確になるので、自信に繋がるそうです。
6.口癖を前向きなものに
『言霊というので、口に出すときは前向きな言葉になるように気をつけています』
『心で落ち込んでいても、無理にでもポジティブな言葉を使う。段々と本当に気分があがってくる!』
「どうせ」「無理」などの否定的な言葉を使うのではなく、肯定的な言葉に変換することを意識しているそうです。「言霊」というくらい、言葉の力は大きいものです。口癖を前向きなものに変えることで、心も上向きになるそうですよ。
7.頑張った自分を癒す
『頑張りすぎてしまうので、寝る前の一時間は好きなことをする、と決めています』
『自分に厳しくしすぎず、1日の終わりにアロマを焚いたり、お風呂にゆっくり入ったりして、自分を褒めてあげる時間をつくる』
たくさんのやるべきことに追われ、忙しい日々を送っていると、つい自分を労わってあげることを忘れてしまいます。心に余裕をもって、自分にも周囲の人にも接するためにも、頑張った自分を癒す時間を意識的にとるようにされているそうです。
皆さんのお話を聞いて、自分を好きになるためには、「自分を否定せずに、認めてあげる」ことが大切で、そのための行動が肝心なのだなと感じました。自分のことを大切に思える人は強いですし、周りの人も幸せにしてあげることができますよね。
簡単ではないと感じる方もいるかもしれませんが、どんなに些細なことでもいいので1日1つでも自分自身を褒めて、やさしくしてあげることから始めてみませんか?
今回の記事が、自分を好きになるための一歩になったらうれしいです。