大切なことを話せるママ友はいますか?
ママ友という存在は、子育て中のママが抱える孤独や不安を共有しやすく、支え合える大切な存在でもあると思います。
ただ、一つ間違えるとトラブルの種になることも……。
そこで今回は、独自のコミュニティ組織「saitaコミュニティラボ」で、「ママ友」についてのアンケートを行いました。
「大切なことを話せるママ友は何人くらいいますか?」という質問に対して、一番多かったのは「1人~3人」で58.6パーセント、次いで「0人」と答えた方が20.0パーセント、「4~6人」が14.3パーセント、「7~10人」が4.3パーセント、「10人以上」が2.9パーセントと続きました。
大切な話ができる、つまり信頼しているママ友がいると感じている方は、約8割いることが分かりました。
このアンケート結果からも、ママ友付き合いはトラブルばかりではないことが分かりますね。
ママ友がいてよかった!と感じるとき
孤独や不安も感じやすい子育て時代。悩みを打ち明けられるママ友がいる方が約8割いらっしゃいましたが、具体的にどのようなときにママ友のありがたみを感じているのでしょうか?
『子育てをしていると孤立しがち。ママ友との他愛のない会話にホッとする』
『子育ての悩みを、共感してくれるから気持ちが楽になる』
筆者も経験がありますが、子どもが小さいときほど、必然的に子どもと二人きりの時間が長くなるので孤立しがちなんですよね。そんなとき、同じように子育てをしているママ友の存在は本当にありがたいもの。
幼稚園や小学校にあがってからも、園や学校での情報を共有したり、子ども同士仲良く遊んだりと、心強い存在です。
ママ友がいるから子育てが楽しく、頑張れたという方も多いことがアンケートの結果からはよく分かりました。
こんなママ友には要注意!
反対に、「要注意なママ友」ってどんな人でしょうか? 子どもを介して知り合うことが多いので、人となりが分からないこともありますよね。要注意なママの特徴についても詳しく伺いました。
『相談した内容を、勝手に広げられていた』
『先生などとにかく他人への攻撃が強い。自分の子育ては完璧なの? っと突っ込みたくなる』
ママ友に限らず、言ってはいけないことの判断が甘く、口が軽い人はトラブルを引き起こしやすいようです。
有益な情報をもたらしてくれる場合もありますが、自分の情報も周囲へ拡散されているかもと不安もあります。
また、いつも学校にクレームの電話をいれいていたり、他のお子さんを批判してばかりの方にも要注意とのこと。
わが子の話を100パーセント信じて、周りの意見を聞き入れない傾向の人は、周囲の人とトラブルになることも多いのかもしれません。
要注意なママ友との上手な付き合い方は
「口が軽い」「子どもを放置しがち」「学校や他のママ友への攻撃がやたらと強い」
要注意ママの特徴として、上記のワードが多くあがりました。
なんだかこの人、深く関わらない方がいいかも……そう感じたときに、皆さんが心がけていることについても伺いました。
『同じ習いごとを習わないなど、時間を共有しないようにする』
『敬語を使う。意識して距離感を縮めないようにする』
苦手だなと感じた方とは共有する時間を極力少なくする、敬語を使う、馴れ馴れしい呼び方にならないように注意する、など相手が距離を縮めようとしてきても、意識して距離を取ることを徹底しているという意見が目立ちました。
子ども同士の関わりや地域の関係もあってどうしても付き合わなくてはいけない人であれば、話す内容はあくまでも無難な話に止め、プライベートなことは話さないよう気を付けているそうですよ。
筆者も二児の母ですが、皆さんからいただいた回答に「分かる!」と共感の嵐でした。子育ての愚痴も悩みも相談しやすいママ友の存在をとてもありがたく感じる反面、うっかりトラブルに足を突っ込みそうになることも。
ママ友は子どもの交友関係にも大きく関わってくる場合もあるので、良くも悪くも付き合い方次第。互いの家庭に踏み込みすぎず、程よい距離感で気持ちよくお付き合いしていきたいですね。