夏休みの宿題を期限内に終わらせる子は8割
今回、独自のコミュニティ組織「saitaコミュニティラボ」では、お子さんを持つ70人の女性に夏休みの宿題についてアンケートを行いました。
「お子さんは夏休みの宿題を期限通りに終わらせていますか?」と質問すると、85.7%の人が「はい」と回答。
多くのご家庭では毎年期限内に宿題を終わらせている一方、「いいえ」と答えた人も14.3%いらっしゃいました。
筆者自身は子ども時代、恥ずかしながら夏休み最終日に慌てて宿題をするタイプでした。
ですので、今回の8割以上ものご家庭できちんと夏休みの宿題を期限内に終わらせているという結果には、正直なところ驚愕! みなさん素晴らしいですね(笑)。
多くの子に共通する特徴は?
8割ものご家庭で、期限内に夏休みの宿題を終わらせていることがわかりました。
では、親である読者のみなさんから見て、そうしたお子さんにはどのような特徴があると感じているのでしょうか? アンケートの回答を一部ご紹介します。
真面目
『真面目で競争心が強い』
『ずばり、真面目で心配性』
回答の中でも特に「真面目」という声が多数!
しかし、その真面目の中でもいくつかタイプが分かれているようで、「心配性」「負けず嫌い」「周りの目を気にする」などの回答も併せて聞かれました。
計画的
『真面目で計画性がある』
『自分でスケジュールを決めて管理しています』
自分で計画を立てて進めることができる、という子も多いようです。
夏休みの宿題も、計画を立てて着々と進めているのですね!
怒られることが嫌い
『真面目で、先生に怒られるのをすごく嫌がります』
『「先生に叱られたくない」という思いが強い怖がりなタイプだと思います』
先生や親に叱られたくない、口うるさく言われたくないという子も、早めに宿題に取り掛かるようですね。周りからとやかく言われたくないというお子さんは、何か言われる前に進めるのかもしれませんね。
面倒なことは先に済ませたい
『夏休み前に宿題を配布された時から始めていて「早く始めるとラクだ」と言っていました』
『イヤなものは早くやる性格』
「嫌なことは先に済ませる」と考えているお子さんも多いようです。
じつは筆者の小学4年生の娘も、日記以外の全ての宿題を夏休み初日に終わらせました。
普段の宿題は「早くやりなさい!」と口酸っぱく言わないとやらないので理由を聞くと「先に終わらせて、あとはずっと遊んでいたい」とのこと。
母としては毎日少しずつ進めて計画的に終わらせて欲しかったのですが……やらないよりは良いのでしょうか? 複雑です(笑)。
このように、夏休みの宿題を終わらせる子には特徴もありましたが、回答の中には「子どもの特徴よりも仕組み作りが大事」という声も。
みなさん、一体どのような工夫を行なっているのでしょう?
期限内に終わらせるための工夫
ここからは、アンケートでお聞きした「夏休みの宿題を期限内に終わらせるために家族でできる工夫」についてご紹介します!
宿題スケジュールを作る
『簡単なスケジュールを考えています。一日どれくらいずつ進めれば終わるかを計画しています』
計画的に宿題を進められるように、夏休みの初めに親子でスケジュールを作成しているご家庭が多いようです。
これなら期限を過ぎることも、早くに全てを終わらせてあとで手持ち無沙汰になってしまうことも避けられますね!
楽しみな予定を後半にする
『楽しみな予定は全て夏休みの後半に集中させ、前半のうちに宿題をやる流れを作っている』
お子さんが「予定までに宿題を終わらせよう」と意識できるように、旅行や帰省などの楽しみな予定は後半に調整しているご家庭も多いようです。
このスケジュールなら、お子さんも親も気兼ねなく夏休みの予定を楽しめそうですね。筆者も来年からはこの方法を取り入れようかと思います!
他にも「カレンダーで夏休みの時間を可視化する」「宿題の後にご褒美を用意する」など、それぞれのご家庭でお子さんが期限内に宿題に取り組めるように工夫されていました。
ママも「早くやりなさい」は避けたいから
夏休みの宿題を期限通りに終わらせる子の特徴やご家族が行なっている工夫についてご紹介しました。
せっかくの楽しい夏休み、親も「早くやりなさい!」と口うるさく言うのはできれば避けたいですよね。
毎年お子さんの宿題がなかなか終わらないというご家庭は、ぜひ今回ご紹介した工夫も参考にしつつ、今年の夏休みの宿題に取り組んでもらってくださいね!