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動画ばかり見る子どもに読書もしてほしい。”読書好きの子ども”を持つ親がしている「5つの習慣」

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 “読書好きの子ども”を持つ親がしている「5つの習慣」

2022.02.19

あなたのお子さんは読書が好きですか? 毎日何冊も読む、図書館通いが日課というお子さんもいれば、全く読まないお子さんもいると思います。家で過ごすときは動画ばかりではなく、本を読む習慣も身につけてほしいですよね。今回は独自コミュニティ組織「saitaコミュニティラボ」で「子どもの読書習慣」に関するアンケートを実施。お子さんが読書好きになるためにみなさんがしている工夫を伺いました。

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わが子が読書好きだと感じている方は約6割

子どもの読書習慣

独自コミュニティ組織「saitaコミュニティラボ」でお子さんが読書が好きか伺ったところ、読書好きだと答えた方は約6割でした。
子どもが本が好きでないと、将来学力に影響があるかもと心配になる方もいるかもしれません。でも子どもを読書好きにするには、どうすればいいかと悩むのではないでしょうか。

読書出典:stock.adobe.com

筆者自身、家には大きな本棚があり、気付けば本を読むのが当たり前の生活を送ってきました。読書は、学力が上がる、読解力がつく、想像力が豊かになるだけでなく、思考力や心を鍛えることにも繋がっていると個人的には思います。

また本は学ぶことや楽しさだけでなく、辛い時にも励ましてくれる大切な存在です。
わが子達にも本を読む楽しさを、ぜひ知ってほしいと感じています。

では、読書好きのお子さんを持つ親は何か特別な工夫をされているのでしょうか。詳しく伺ってみました。

読書好きの子どもを持つ親がしている5つのこと

子どもの読書習慣

お子さんが読書が好きであると回答された方は、何か特別なことをしているのでしょうか?
アンケートで伺ったところ、親御さんがしていることが見えてきました。

1.読み聞かせ

子どもの読書習慣出典:www.photo-ac.com

62.1パーセントと最も多かった回答が読み聞かせでした。

『赤ちゃんの頃から毎日読み聞かせをしています』

『仕事でどんなに忙しくても、寝る前の読み聞かせだけは習慣にしています』

読み聞かせは親の声で子どもがリラックスし、子どもが安心感を得られるだけでなく、本を一緒に読むことでコミュニケーションをとることにも繋がりますよね。

筆者もフルタイムで仕事をしていたときに、中々わが子との時間をゆっくり取れなかったのですが、毎日寝る前に3冊読み聞かせをすることだけは習慣にしていました。
身体をくっつけあって子どもの体温を感じながら、子どもが選んだ3冊の本を一緒に楽しんだことは、子どもが成長した今でも心温まる思い出です。

2.興味のある本を部屋に置いておく

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次に多かった回答が、46.6%で「興味のある本を部屋に置いておく」でした。

『興味がありそうな絵が面白そうな児童書を置いておいたら、いつの間にかはまって読んでいました』

『子どもに適した本を目につくところに置いておきます』

強制するわけではなく、まずは本に興味を持ってもらうためにも「興味のありそうな本を部屋に置いておく」そうです。
その際に気をつけることとしては、文字が多すぎないか、親ではなく子どもの興味をひくものであるか、と言った点に気をつけているようです。

文字が多すぎたり、興味のない本を強制されれば、読書が楽しいものだとは感じられないですよね。

3.親自身がよく本を読む

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親が読書することで子ども自然と読書好きになると回答された方が29.3%でした。

『私が読書が好きなので。気付けば子ども達も本好きに』

『一緒に図書館に行き、親子でそれぞれたくさんの本を借りています』

親が本をよく読むことで、子どもも読書好きになったと感じている方も多いようです。
子どものためを思っているからとはいえ、子どもばかりに読書を勧めていても説得力はありません。
伺った回答では日常的に親が読書をする姿を見ることで、子どもも自然と読書をする習が身についたようです。

絵本をよんでいた子どもが、いつの間にか自分と同じ作家の小説を読んだり、おすすめの作家を紹介しあう関係になったという素敵なエピソードもありました。

4.読書タイムを強制的に設けている

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強制的に読書の時間を設けていると答えた方も8.6%いました。

『放っておくと動画ばかり。夕飯の後はノーテレビ。読書の時間にしています』

『学校の宿題で読書があるので』

宿題と同じように、毎日の習慣として読書タイムを強制的に設けているという方も。
いくら本が面白いとはいえ、今やYouTubeなどでいくらでも楽しい動画を見ることができます。
その誘惑に打ち勝つためにも、読書の時間を家族で話し合って設けておくことも大切なようです。
文句をいいながらも本を読み始めれば、その楽しさに夢中になってくれるはずです。

5.積極的にいろんなジャンルの本に触れさせる

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その他の意見として、「図書館に連れていく」、「本屋に行く」、「従姉妹と最近読んだ本を交換し合う」などがありました。

『図書館でどんどん新しいジャンルの本を見つけてほしい』

『本屋には人気の本や推薦図書が分かりやすく置いてあるので、適した本が見つけやすい』


図書館は今まで読んだことがないような本も、手軽に手に取ることができるので、読書習慣を育むためにもピッタリの場所です。
人から本を借りることも、普段自分が読まない本に出会うきっかけにもなりそうですね。
積極的にいろんなジャンルの本に触れる機会を増やすことが、読書を好きになることにも繋がりそうです。

親のちょっとした心がけと行動も大切

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親心としては、わが子に読書好きになってほしいですよね。
今回お話を伺ったように、子どもが本に興味を持つように、親にもできることはたくさんありそうです。
活字だけの本で抵抗があるお子さんには、絵の多い本や漫画、図鑑などから始めてもいいと思います。
興味のあることから少しずつ始め、本の持つ魅力に気づき、自然と読書習慣に繋がればいいですよね。

子どもと一緒に読書を楽しんで、成長していきたいですね。

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著者

erika

erika

お家で過ごす時間が大好きなので、家族や友人と楽しく過ごせる家作りを目指しています。 インテリアだけでなく、収納や整理整頓、栄養士免許も持っているので身体に優しい食事のこと、毎日を健やかに穏やかに、楽しく過ごせる情報を発信していけたらと思っています。

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