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「早くやればよかった」「早期学習で失敗」子どもの英語教育のリアルな声大公開【40代前後の女性に調査】

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2025.05.17

最近では小学校からの英語学習が必修化しています。筆者の周りでは、中学生になって本格的に英語学習が始まってから、授業についていけない......なんて声も少なくありません。英語の勉強は、学校の授業以外に何かさせている人が多いのでしょうか。今回はアラフォー女性の皆さんに、お子さんの英語教育についてアンケート調査を実施し、その回答をご紹介します。

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特集:100人に聞く!新40代大解剖!

英語の学習に積極的な人が約半数!

今回、独自のコミュニティ組織「saitaコミュニティラボ」では、40代前後の女性にお子さんの英語学習についてアンケート調査をしました。

グラフ

「お子さんは英語を学校以外で習ったことがありますか?」という質問に対して、46.9パーセントの方が「習っていないし検討していない」と回答されています。しかしその反面、28.1パーセントの方が「習っている」、25パーセントの方が「習ってはいないが検討している」と回答され、「英語を積極的に学ばせたい」と考えいてる方が半数以上いることが分かりました。

英語を身につけるために取り組んできたことは?

アンケート調査では、英語をすでに習っているお子さんや、習うことを検討しているお子さんもいることが分かりました。ではすでに習っているお子さんや自宅で英語に触れてきたお子さんは、英語を身につけるためにどんなことに取り組んできたのでしょうか。詳しく伺いました。

英語に触れる機会を増やす

英語のポスター出典:stock.adobe.com

『英語の絵本や、英語のDVDなど、生活の中で取り入れて意識させました』

『県が主催している外国人教師と出かけるイベントに積極的に参加している』

『英語で遊べるアプリゲームを使っています』

英語に対して苦手意識を持たせないために、生活の中で英語に触れる機会を作ってきたそうです。また、外国人の方と触れ合えるイベントなどに参加し、積極的にコミュニケーションをとるような機会も意識しているそうですよ。意図的に英語を“勉強させる”のではなく、自然に身につけられるように工夫されているのですね。

英語を学ぶ塾などに通う

英語のレッスン出典:stock.adobe.com

『公文で元々習っていたので、追加で英語も習い始めました』

『近所の個人の英語塾に通っています。先生自身が地元出身なので、中学校の定期テスト対策に強いのが魅力』

『会話もできるようになってほしいので、外国人の先生がいる英会話スクールへ』

英語の塾などに通い、積極的に取り組まれているお子さんもいました。習い事として英語を学んでいるお子さんは少なくないですよね。幼い頃から英語に慣れ親しむことで、学校での学習にスムーズに繋げられることも期待しているそうです。

オンライン英会話に加入

オンラインレッスン出典:stock.adobe.com

『小さいうちに英語を耳から入れた方がいいと思ったので、たくさん会話ができるオンライン英会話を選んだ』

『文法はまだ難しいので、まずは英会話からスタート』

『英語スクールに通っていましたが、数を増やすためにオンライン英会話にシフト』

オンライン英会話は、数多くの教室がありますね。英会話のレッスンを自宅にいながらオンラインでこなせるうえ、一対一で対話ができ、会話量を増やせる点にもメリットを感じる方が多いようです。

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後悔していることを聞いてみたら

中学校に入ると、英語学習は内容も一気に難しくなりますね。お子さんが大きくなっている人の中には、英語教育に関する後悔の声も寄せられました。

もっと早くやらせておけばよかった……

困っている親出典:stock.adobe.com

『耳からしっかり身につくうちに、やらせておけばよかった。成長してから苦戦中』

『英語に苦手意識を持つ前に、得意教科にしてあげたかった』

一番多かった声は、“もっと早く習わせればよかった”でした。小学生のうちは大したことはやらないだろうと思ってしまいがちなのですが、子ども達が授業で学ぶ英語のスピードが想像よりも早く、差がつきやすいという声や、英語に触れて来なかったために苦手意識が強くなってしまったという声もありました。

早く取り組みすぎて失敗した……

英語の勉強出典:stock.adobe.com

『文章題ができないうちに取り組ませたことで、先生の説明が理解できなかった』

『日本語の読解力や思考力が身についておらず、混乱してしまった!』

反対に、早期学習に取り組んで失敗したという声もありました。読解力や思考力が育たないうちに学んでも、教えられた内容の理解や定着が難しかったそうです。また、遊びたい盛りの子どもに習わせたことで、子どもが“やらされている”と感じるようになり、かえって英語が嫌いになったという声もありました。

いかがでしたでしょうか。皆さんの声から、英語の家庭学習を幼いころから上手に取り入れているご家庭の様子や、逆に幼いころから学ばせることで後悔している方の声など、さまざまな声をご紹介しました。

子どもが英語に苦手意識を持たず、前向きに取り組むためには、自然に触れられる環境づくりや、その子に合った勉強の工夫が重要だと感じました。お子さんの年齢や性格によって身につけたいことはさまざまなので、それぞれのお子さんに合った勉強スタイルをみつけられるといいですよね。お子さんの英語学習の参考にしていただけたら嬉しいです。

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著者

erika

erika

お家で過ごす時間が大好きなので、家族や友人と楽しく過ごせる家作りを目指しています。 インテリアだけでなく、収納や整理整頓、栄養士免許も持っているので身体に優しい食事のこと、毎日を健やかに穏やかに、楽しく過ごせる情報を発信していけたらと思っています。

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