「名もなき家事が多い」と感じる人は8割
今回、独自のコミュニティ組織「saitaコミュニティラボ」では85人の女性に名もなき家事についてアンケート調査を実施しました。
「普段家事をしていて“名もなき家事が多い”と感じることはありますか?」という問いには、なんと83.5%もの人が「はい」と答える結果に。
「いいえ」と答えた人も16.5%いたものの、ほとんどのアラフォー女性が「名もなき家事が多い」と日頃から感じているようでした。
いつもやっていることなのに、なぜか名前のない家事……。
中には名前がないゆえに家族から認知されていない家事もあって、いつも行っている側からすればストレスにもなりやすいんですよね。
この「名もなき家事」が負担!
8割もの女性が「多い」と感じている名もなき家事。アラフォー女性のみなさんが「これが一番負担になる」と感じている家事にはどのようなものがあるのでしょうか?
先ほどのアンケートでいただいた回答の一部をご紹介します。
補充や詰め替え
『シャンプーやトイレットペーパーの補充』
『洗剤類の詰め替え作業』
詰め替えや補充などの「交換家事」は面倒で苦労する一方、家事として認識している人は少ない作業ですよね。
地味に大変なこの作業。いい加減、家事として家族にも認識してほしいものです……。
キッチンに関する作業
『食事の後、テーブルに出したドレッシングや調味料を片付けること。家族みんなで使っているのに……』
『水筒を洗うこと。夫がパッキンを外さないで洗うので二度手間に……いつも夫のやりっぱなしを回収しています』
キッチンでの名もなき家事を負担に感じている女性は多く、中でも「水筒を洗うこと」や「毎朝水筒を用意すること」という答えが多数ありましたよ。
他にも「買ってきた食材の下処理」や「缶やペットボトルを洗う作業」なども挙げられました。
別の家事を行う前の準備作業
『裏返しの洗濯物を戻すこと』
『掃除機をかける前に床に落ちたおもちゃやゴミを拾う』
『ゴミの分別や回収作業』
洗濯の前や掃除の前など、「家事を行う前の準備」としてやらなくてはいけない作業もたくさんありますよね!
筆者の家でもゴミ捨ては夫の役割ですが、ゴミを分別して集める作業は私がやっていて「協力してくれるだけありがたい」と感じる一方で「全部の作業をまとめて行ってほしい」と内心思ってしまいます。
このように一般的な家事以上にストレスに感じてしまうこともある名もなき家事ですが、少しでも気楽に行うにはどのようにしたらいいのでしょう?
名もなき家事はコレで少し気楽に
先日とあるドラマを見ていた際、登場人物が「名もなき家事だけど名前をつけてやっている」と話すシーンがありました。
それを見て以降、筆者も名もなき家事をこなす際には「あえて名前をつける」ことを試しています。
そこで今回、saita読者のみなさんにも「もし名もなき家事に名前をつけるなら、どのような名前をつけますか?」とお聞きしたので回答の一部をご紹介します!
“散らかった部屋を元通りにすること”は
『リカバーマム』
『無限ループ』
掃除とまではいかないものの、散らかった部屋をきれいに戻す家事。
「無限ループ」という名前には悲しくなるほど共感してしまいますね……。
“宅配便に合わせて家にいること”は
『配達拘束』
配達の時間に合わせて家にいるように調整することも立派な家事。
コロナの影響で置き配も主流にはなりましたが、中には置き配に対応していない業者や商品もあるので、「配達拘束」から完全に解放される日はまだ遠そうです……。
“日用品の補充作業”は
『日用品コーディネーター』
『必殺補充人』
『ゴーストハウスメイド』
負担に感じることの多い補充作業は、みなさんさまざまな名前をつけてくださいましたよ。
どれもかっこよくて、苦痛に感じてしまう家事でも少し楽しくなりそうですよね(笑)!
どうせやるなら少しでも楽しく!
saita読者のみなさんにお聞きした、名もなき家事事情をご紹介しました。
たくさんあって地味に負担の大きな名もなき家事。
でも、「これの名前は何がいいかな?」と考えながら行うことによって、筆者は少しですが気楽に行えるようになりました!
「どうせやらなくてはいけないことならば、少しでも楽しく行っていきたい」と思う人はきっと多いかと思います。
ぜひ、今回の方法も一度試してみてくださいね。