父子帰省をしたことがある家庭は33%
実家とは異なり、何かと気を使う義実家への帰省。そこでパパと子どもだけ帰省することがあるか、saita独自のコミュニティ組織「saitaコミュニティラボ」で調査してみました。
これまでに、父子帰省をしたことがあるか伺ってみたところ、「ある」と回答した方は33.3%。「ない」と答えた方のほうが66.7%と多数でした。そこまで多くの家庭では行われていないようですね。
また、2022年の夏に父子帰省をする予定があるかを聞いたところ、「はい」と「回答した人はわずか4.9%。いいえと回答した方が8割以上という結果に。
コロナ禍で行動制限がない今年。今まで帰省できなかった分、「今年は家族で帰省したい」と思っている方が多いのかもしれませんね。
父子帰省、実際にやってみてよかったことは?
父子帰省を実際にしてみた方は、どんなところがよかったと思うのでしょうか。
アンケート結果からは、やはり「妻である自分がゆっくり休めた」が最も多く、続いて「祖父母が気を遣わず過ごせた」、「父子の思い出づくりになった」が続きました。
せっかくのお盆休みは、普段仕事や家事に頑張るママたちも休みたいもの。しかし義実家に帰省すれば、まったく働こうとしない夫を横目に、慣れないキッチンで食事作りを手伝うのは妻……といったシーンもあり何かとストレスが溜まりがち。
パパと子どもだけ帰省してもらうことで、ママはそんなストレスが一切なく、しっかり休息できるようです。
父子帰省をしない理由は?
今回のアンケートでは、
『はじめは、帰省シーズンに私の体調が良くないときだけでしたが、 今は普通のこととしてやっています』
というように、毎年パパと子どもで帰ることが恒例となっている家庭は少数派でした。
一方で実際にやってみると、
『一人でのんびりダラダラできて最高でした!』
という喜びの声もあり、ママにとってはメリットが大きそうな様子。しかし先述したとおり、そんなに行っている家庭があまりない理由には、
『高級和牛や鰻など普段食べないものを食べられて、夫や子どもは満足そうでしたが、私は普段の食事を1人でしていたので、単純に羨ましかった』
『困ったことはなかったですが、強いて言えば、留守番をした私が寂しかったという点だけです』
など家族と離れ1人で過ごすことに寂しさを感じた、帰省先で美味しいものを食べる家族がうらやましかった、という声もありました。
やはりおいしいものや楽しいことを家族みんなで共有したい、と考えるママは多いのかもしれませんね。
また、
『子ども達が祖父母、父に甘やかされ放題』
というように、普段は家庭のルールを守っている子どもたちも、ママがいないところでは日頃のルールを破って好き放題して困ったという声も……。その後帰省先から返って来たあとは、元に戻るまで大変だったようですよ。
今後父子帰省をしてみたいかを問う項目では、「思う」という方が4割弱いることがわかった今回のアンケート。
自分のいない帰省先がにぎやかでも気にならず、1人時間も寂しくないようなら、実際にやってみるのも良さそうですね!