温度設定でもめる家庭が約半数!
快適な生活を送るために欠かせない存在のエアコン。けれど、エアコンの温度設定でもめるという話を身近で聞いたり、実感したりする人も多いのでは? アラフォー女性の皆さんにアンケートをとったところ、約半数の方が、「家族でエアコンの温度についてもめることがある」と回答されました。
家庭内で起きやすいエアコン問題とは?
約半数の方が、「家族でエアコンの設定温度についてもめたことがある」と回答されましたが、その詳しい内容についてご紹介します。
とにかく寒い!
『25度以下にしないと夫からクレームが。寒いよー』
『夫が暑がり。こちらの温度設定では暑くてイライラされる』
『夫婦の寝室の温度設定が低すぎて辛い』
暑い、寒いの感じ方は個人差もあるとはいえ、圧倒的に多かった意見が、家族が求める「設定温度の違い」で意見がわかれることでした。快適に感じる設定温度にあまりにも差があると辛いですよね......。
消し忘れが気になる!
『夫がほとんど一日中つけている。健康のためにも、早朝などは消してほしい』
『節電を心がけているのに、子ども達はしょっちゅう自室のエアコンを切り忘れてイライラ!』
エアコンの稼働時間や消し忘れ、付け忘れでも喧嘩になることがあるようです。誰もいない部屋を長時間冷やし続けていたことが分かった絶望感は、夏の電気代の恐ろしさを知っている身としては、痛いほど分かりますよね......。
家族が快適に過ごすためにやっていること
互いの意見をぶつけているだけでは何の解決にもならない! と、アラフォー女性の皆さんは、エアコン問題について解決策を練られているそうですよ。家族みんなが快適に過ごすためにどのような対策をされているのか、今回は家族間でもめることとして最も回答が多かったエアコンの温度設定についての解決策を、詳しく伺いました。
扇風機をプラスする!
『エアコンの設定温度は高めにして、夫には扇風機を使ってもらってます』
『暑がりな人の周りに扇風機! これでエアコンの設定温度を下げすぎずに済みます』
扇風機とエアコンを一緒に使うと、より短時間で室温が下げられるだけでなく、扇風機を使うことで体感温度を下げることができるそう。体感温度が下がれば、エアコンの設定温度を下げすぎずに済むので調整しやすいそうです。
部屋をわける
『電気代はかさみますが、体調一番! 夏場は過ごす部屋を分けてます』
『暑い組と寒い組で、寝室をわけてます。快適に眠れます』
あまりにも我慢しすぎてしまうと、体調を崩してしまいますよね。特に夜間の空調調整はかなりのストレスにも繋がります。快眠で、元気に夏を乗り越えるためにも、寝室は快適温度で眠るように気を付けているそうです。
寒い方が、衣服で調整
『寒い方は着こめば対応できるので。長袖を着ています』
『眠るとき、上掛けで対応してます』
極端に温度を下げることは平等ではないですが、ある程度の範囲であれば、薄手のカーディガンを羽織る、長袖のパジャマを着るなどで温度調整をするそうです。
エアコンの風向きを調整
『エアコンの風向きを暑がりな方に当たるように調整してます』
『寒がりなので、エアコンの風が直接当たらない所で過ごすようにしています』
直接風が肌にあたると、かなり涼しいですよね。筆者も寒がりなので、冷房の風が直接当たらない所が定位置です。風向きを変えるだけでも、効果があると感じている方も少なくなかったです。
食べ物や飲み物で調整
『夫は冷麺、私は温かいうどんなど、食べ物で調整。夫に設定温度を合わせているので、冷たいものを食べると限界になるので……』
『夫や子ども達は麦茶、私は白湯を飲んでます』
冷たい空間で、冷たいものを身体にいれてしまうとより冷えますよね。暑いのだから冷たいものを食べたくなりますが、寒がりな方は、温かいものを取り入れるなどして体感温度が下がりすぎないように気を付けているそうです。
リラックスできるはずの自宅で、エアコンをめぐって喧嘩になってしまうのは残念なことですよね。アラフォー女性の皆さんにお話を伺ってみて、ほんの少しのアイテム導入とルール作り、そして互いへの思いやりの気持ちで、家庭内の空気も快適になることが分かりました。今回ご紹介した工夫をヒントに、家族全員が笑顔で過ごせる温度設定を探していただけたらうれしいです。