「また値上げかぁ……」と呟くだけの日々はもう終わりにしたいもの。物価が上がるのは仕方ないとして、その中でどう暮らすかは自分で選べるはずです。アラフォー女性の皆さんは、値上げに振り回されず、“自分なりの買い物のルール”を見つけて暮らしているようです。早速、ご紹介します。
まとめ買い&冷凍保存は当たり前
『以前は毎日買い物していましたが、今は週1~2回に。買った食材は下処理して冷凍しておくのが習慣になりました』
『まとめ買いは最初は大変だったけれど、慣れると楽に。すぐに調理できるよう冷凍しておくことで、外食も減りました』
まず目立った回答は、週1~2回のまとめ買いへのシフト。週に何度もスーパーに行くのでなく、「まとめ買いをして冷凍保存」が今や定番のスタイルになっているようです。「ついで買い」「無駄買い」を防ぐ効果が大きいそう。加えて肉類や野菜は小分けにして冷凍保存、余った野菜はスープやおひたしにして無駄なく活用。こうした工夫で、食品ロスも減らせます。食材を冷凍しておくことで「疲れてご飯をつくりたくない日」でも、外食やコンビニに頼る頻度が激減したという声もありました。
特売とポイント。“お得情報”は見逃さない
『以前は新聞の折り込みチラシをチェックしていましたが、今はスーパーの公式アプリで特売情報をチェック!』
『楽天ポイントなど、ポイントが溜まりやすいお店を選んでます』
『アプリのクーポンやバーコード割引で10~15パーセントオフに! 情報収集でお得を逃しません!』
価格高騰のなかでも、「ちょっと得した」「上手に買い物ができた」という満足感は、節約生活を続けるモチベーションにもなりますよね。
そのために活用されているのが、特売情報・ポイント制度・キャッシュレス決済などの「デジタルお得ワザ」。特売日を狙ってスーパーをはしごする、という行動は今も健在ですが、最近の傾向は“デジタル活用でポイントや割引を活用する”など進化しているようです。また、家計簿アプリと連携させて「何にいくら使っているか」を見える化することで、節約の成果を実感できるという声も。
「買うもの」そのものを見直す
『お米が高いので、麺の日が増えた』
『デパ地下のお惣菜を買うことが減りました。自作で作るようになって、安上がりだし料理の腕前もあがりました』
『牛肉が高くなってきたので、料理の主役をお肉から豆腐や卵に変えました』
価格高騰をきっかけに、多くのアラフォー女性の皆さんが、「買い方」だけではなく、「何を買うか」そのものを見直し始めています。それは単純に“安いものを選ぶ”ということではなく、コスパ・栄養・使い勝手・長期保存性など、総合的に判断して選ぶようになったようです。
無駄なく賢く。生活全体を整えるきっかけに
食材価格の高騰は、確かに私たちの生活に影響を与えています。一方で、アラフォー女性たちは、それを「家計や食生活を見直す良いきっかけ」と前向きに捉えているようです。
食材を無駄にせず、健康的な食事を心がける。買い物の頻度を減らして、時間にも余裕ができる。ポイントや割引を楽しみながら、ちょっと得した気分で楽しく買い物するなど、「節約=我慢」ではなく、「節約=賢く選んで、豊かに暮らす」へ。
今、アラフォー女性たちが身につけたいのは、“価格に振り回されず、賢く楽しむ暮らし”かもしれません。
食材の値上げが続くなかで、これまでの「当たり前」が通用しなくなってきた時代。
でも、ちょっとした工夫と発想の転換で、家計も心も豊かになる方法は確実に存在しています。
忙しい日々の中でも、無理せず、上手に、そして少し楽しみながら過ごしていきたいものですね。
今回の記事が、読んでくださった皆さんにとって、「新しい買い物の仕方」のヒントになればうれしいです。