手を最後につないだのはいつ?
仲良く手をつないで歩くカップルを見て、「そういえば最後に夫と手をつないだのはいつだっけ?」と気付く方もいるのではないでしょうか。
恋人同士のときは当たり前のようにしていた手をつなぐということ。
夫婦になってからは、皆さんは手をつないでいるのでしょうか?
「最後に夫と手をつないだのはいつですか?」という質問に対して、アンケート結果から一番多かった回答は「記憶にないくらい前」41.7%でした。
次いで「ほぼ毎日」18.5%、「2~6ヵ月前」11.1%、「1~3年前」4.6%、「6ヵ月~1年前」3.7%、という結果となりました。
筆者としては「ほぼ毎日」と答えた方が18.5%もいることに驚きました。
お出かけのときだけでなく、テレビを見ながら、会話をしながら、眠るときなどに手をつないでいるようです。
本当は手をつなぎたい?
実際に手をつなぐ習慣はなくなっていても、手をつなぎたいと考えている方は多いのでしょうか?
本音を探ってみると、「本当は手をつなぎたい」と答えた方は約3割という結果に。
手をつなぎたい・つなぎたくない、両意見を詳しく伺ってみました。
手をつなぎたくない派の意見
『手をつないで歩くのは彼氏彼女の時代まで。子どもの前や、ママ友に見られることを考えたら絶対つなげないです』
『夫はつなぎたがりますが、知り合いに見られたいやなので断固拒否。旅先などならいいかな』
『30過ぎた夫婦がべたべたしすぎていると気持ち悪いと思われそう』
つなぎたくない派の意見としては、「誰かに見られたら恥ずかしい」と考えている方が多いことが分かりました。
旅行の時など、知り合いに見られる可能性が低いところなら手をつないでもいいという意見もありましたよ。
実際に筆者はママ友が夫婦で手をつないで歩いているところに出くわしてしまったことがあります。素敵だなと思いましたが、とても恥ずかしがっていたのでこの意見もすごく共感しました。
手をつなぎたい派の意見
『子どもが一緒に手をつなぐので。恥ずかしがる夫をみるのがちょっとうれしい』
『とにかくくっついていたいから』
手をつなぎたい派の意見としては、仲良くするために意図的にやっているわけではなく、「大好きだからくっついていたい」という方が多いようです。
手をつなぐことで自然と距離も縮まり、会話のきっかけにもなりますよね。
アンケートの回答からは、よく手をつないでいる夫婦は今の関係にとても満足している印象を受けました。手をつなぐ習慣のある夫婦は結果として夫婦仲がよいと言えそうです。
仲良しの秘訣
手をつながないからと言って必ずしも仲が悪いわけでなく、皆さん夫婦仲を良好に保つために心掛けていることがあるようです。
一緒においしいものを食べる
『好きな食べ物が一緒。二人で選んで取り寄せをしたりして楽しんでいます』
『豆にこだわったおいしい珈琲をいれてあげる』
『二人で食事に行く』
おいしいものを食べているときって心も身体もほぐれますよね。一緒に「おいしいね」と言いながら時間を共有することも、夫婦仲を良好にするために重要そうです。
筆者もおいいしものは必ず夫と食べる、半分取っておくなどして一緒に食べるようにしています。「あのとき食べた○○おいしかったよね」など時間が経ってから話をできるのも夫婦ならではとしみじみ感じています。
料理で愛情を伝える
『できるだけ身体に配慮した料理を作っています』
『夫の好きな料理を作ってあげる』
手をつなぐように愛情を分かりやすく行動で表すわけではないけれど、身体に気づかった料理を作ってあげるなど日常生活の中で気を配っているという方も。
気持ちのこもった料理を作ってくれるパートナーからは深い愛情を感じますよね。
とにかくたくさん話す
『できるだけ話す。一人でもやもや抱えないよう伝えるようにしている』
『思いを言葉にして伝えている。好き、愛してる、ありがとう、ごめんねなど』
『お互い大好きと言いあっている。感謝の気持ちを伝えるのも忘れない』
できるだけたくさん話すという意見も多かったです。
心配ごとや不安を一人で抱えないよう話し合うことだけでなく、ごめんね、ありがとうなど感謝の気持ちなどをしっかり言葉にするようにしているという意見も。お互いへの思いやりを忘れず、尊重し合える関係でいられるようです。
一人の時間を充実させる
『趣味や習いごとなどお互い一人の時間が充実すると、相手へも優しくできる』
一人の時間をお互い充実させることで相手に干渉しすぎず、適度な距離感で接することができるという意見も。
どうしても相手へ求めすぎてしまうことがあるので、自分の時間が充実していれば相手に期待しすぎずに済みそうです。
お互い好きなものに夢中になれるからこそ、相手を思いやる余裕もうまれるようです。
相手を思いやる気持ちを忘れないこと
意外にも手をつなぎたいと思っているのは半数以下という結果となりましたが、夫婦仲を図るものはそこだけではないようです。
相手へ思いやりを持った言葉をかける、料理を頑張るなど、相手のことを考えた行動も夫婦仲を良好にするために必要ということがわかりました。
筆者自身子どもが生まれてからは、子どもと出かけることが当たり前の生活となり、忙しさもあり手をつなぐ機会が減っていました。
信頼し合っているから大丈夫、と安心しきるのではなく、今回のアンケートでいただいたような相手を思いやる気持ちを忘れずに接していきたいと思いました。
仲良しの秘訣を実践して、末永く仲良く過ごしたいものですね。