子どもに携帯・スマホを持たせている家庭は約6割
今回、saita独自のコミュニティ組織「saitaコミュニティラボ」では、子どものいる女性67人にアンケート調査を実施。
「お子さんは携帯・スマホを持っていますか?」という項目では、「持っている」と答えた人が56.7%で「持っていない」と答えた43.3%の人よりも少しだけですが多い結果となりました。
子どもの年齢や行動範囲によっても携帯やスマホの必要性は変わってきますが、持たせておくと安心感もあって便利なことも多いですよね。
子どもにスマホを持たせ始めた年齢は小学5年生が最多!
さらに、「持っている」と答えた方々には「いつから子どもに携帯・スマホを持たせましたか?」という質問も行いました。
その結果、「小学5年生」と答えた人が一番多く15.4%、次いで多かったのが「小学3年生」で13.5%でした。
筆者の家庭でも小学3年生になる少し前に、娘にキッズ用のスマホを持たせ始めました。
小学校の授業数が多くなったり一人で習い事に行くようになったりと、子どもの生活環境にも変化が出てくる歳だったので、スマホを持たせておくのにちょうど良いタイミングだったように思います。
では、他のご家庭ではどのような理由からお子さんにスマホを持たせるようになったのでしょう?
子どもにスマホを持たせた理由
saitaコミュニティラボで行ったアンケートの結果、子どもに携帯やスマホを持たせ始めた理由で一番多かったのが「家族との連絡手段として」で61.5%でした。
「習い事で一人で遠くまで移動することが増えた」などの理由からスマホを持たせ始めた家庭が多いようです。
親や子どもが外出しているときはもちろんのこと、最近では家に固定電話のない家庭も増えています。やはり、いざという時に親子で連絡が取れるようにしておくと便利かもしれません。
次に多かったのが「防犯のため」で36.5%という結果に。
わが家でも「不審者に声をかけられたり何かされそうになったりしたら、すぐにスマホ内蔵の防犯ブザーを鳴らして電話しなさい」と話しています。
スマホを持たせることによって防犯効果がどのくらいあるのかは微妙なところではありますが、万一の場合に備えておくと、親も子どもも幾分かは安心できますよね。
子どもにスマホを持たせる際には家庭でルールの確認を
みなさんが子どもに携帯やスマホを持たせ始めた年齢や理由についてお話しました。
わが家の娘が持っているキッズ用のスマホは、あらかじめ保護者が登録した番号にしかメールや電話ができないため、基本的には私たち両親と一部のお友達としか連絡できないように設定しています。
しかし娘の周囲では子ども用ではなく普通のスマホを持っている子も多く、わが家でもいつ切り替えるべきか検討しているところです。
スマホは便利ではありますが、SNSによるいじめや犯罪の心配も拭いきれませんよね。
何歳であっても子どもにスマホを持たせる際には、家庭でしっかり話し合いをしてルールを決めることを忘れないようにしましょう。