猫派は少数派!?
今回は2月22日の猫の日を前に、独自のコミュニティ組織「saitaコミュニティラボ」で90人の女性に猫についてのアンケートを実施。
「あなたは猫派ですか? 犬派ですか?」とアンケートを行ったところ、「猫派」と答えたのは23.3%と少数で、「犬派」と答えた人が43.3%、「どちらでもない」と答えた人も33.3%でした。
筆者は犬も好きですが強いて言えばやはり猫派なので、この回答には少しショックも受けました(笑)。
でも、筆者の周りにも「犬派だったけれど、いざ飼ってみると猫にハマった」という人はとても多いんです!
犬のようにテンションを高くして喜んだり、飼い主に対しても忠実に従ったりすることのない猫。
一見冷たく見えてしまうのですが、一緒に暮らさなければわからない魅力もたくさんあるんですよね。
猫を飼うならこれは覚悟すべし!
一緒に暮らしてみると魅力がわかるであろう猫ですが、実際に飼うとなれば飼い主にはさまざまな「覚悟」も必要です……!
ここからは、猫を飼ったことがあるsaita読者のみなさんに聞いた「猫を飼っていて大変だな」と感じたことについてご紹介します。
その1.爪研ぎや爪切り
『爪研ぎで家具が傷付く』
猫の特徴でもある鋭い爪を家具や壁で研いでしまう子は珍しくなく、「爪研ぎをやめさせたい」と言う飼い主さんも多いです。
しかし、爪を研ぐことは猫の本能なのでそれも難しい話……。
段ボールや麻縄などで作られた爪研ぎを数カ所に配置して、なるべく家具や壁で爪を研ぐ回数を減らしていくしかないんですね。
また、猫の爪に関してはこんなことも。
『家で爪切りをさせてくれないので、頻繁に病院に連れて行く必要がある』
猫の脚先はとても過敏な部分なので、赤ちゃんの頃から慣らしていないと触るのを極度に嫌がります。
それに、猫の爪は人間とは違い神経や血管も通っているので、爪切りに慣れていない飼い主さんだと切るのを不安に思ってしまいますよね。
その2.服が毛だらけになる
『衣服に毛がつく』
我が家にも猫がいるのですが、毎日出かける前にはガムテープで衣服についた毛を取っています。
季節の変わり目の換毛期には普段の数倍も毛が抜けるので、この時期はガムテープがいくつあっても足りません(笑)。
このように猫を飼うのにもさまざまな大変なことがあるのですが、そうしたことも含めて猫と暮らすみなさんが「気をつけていること」にはどのようなものがあるのでしょう?
猫を飼ううえで気をつけていること
ここからは、猫と暮らすsaita読者のみなさんに聞いた「猫を飼ううえで気をつけていること」についてご紹介します。
不注意による誤飲やケガ
『猫にとって危険なものを調べ、 それらを家に持ち込まないようにしています。 また、誤飲を防ぐためにものを出しっぱなしにしないように注意しています』
猫が食べてはいけない食材には、ネギ類やチョコレートなどさまざまありますよね。
しかし、猫は食べ物以外にも小さいものやビニール、電気コードなどもかじってしまうことがあるので、それによって誤飲やケガをしないように気をつけている飼い主さんは多いようです。
他にも「除草剤や洗剤を舐めてしまわないように気をつけている」という声も。
舐めるのはもちろん、中には匂いを嗅いだだけでも猫の体に有害となるものもあるので、飼い主さんは前もって知識を入れておくことが大切ですね。
外への脱走
『ベランダを開ける時は外に出ないよう、必ず網戸を閉めてある方から開ける』
飼い主さんやおうちが大好きでも、縄張りの確認や求愛行動のために外に出ようとする猫ちゃんは珍しくありません。
そのためベランダから飛び降りたり、玄関から外に逃走したりしないように気をつけている人も多数いましたよ。
すぐに帰ってくればいいのですが、交通事故や迷子などの心配もあるので、外に出すのはやはり怖いですよね……。
筆者の猫も何度か外に出てしまったことがあるのですが、戻ってくるまでは本当に心配でした。
猫と暮らしたことのない方々からは「こんなに大変な思いをしてまで、どうして猫を飼うの?」と思われてしまいそうですね(笑)。
でも「“猫との暮らしでしか得られないこと”はたくさんある」と筆者は考えていますし、おそらく猫ちゃんと暮らすみなさんがそうなのではないかな……とも思います。
一度猫と暮らすと、もう猫なしの人生は考えられません!
「猫は冷たい」はじつは違うんです!
猫を飼ったことのあるみなさんに聞いた、猫と暮らすうえで気をつけたいことについてご紹介しました!
猫は犬と比べると冷たく思われがちですが、ただ気まぐれなだけで本当はすごく甘えん坊なんです。
「今まで猫は嫌いだった」という私の夫も、今ではすっかり愛猫に夢中ですよ(笑)。
今は猫と関わりのないみなさんも、ぜひ何か機会があれば猫ちゃんと触れ合ってみてくださいね。