七五三の行事は「一部だけ」が多い?
11月15日ごろに参拝を行うことが多い「七五三」。
七五三といえば、着付けをして記念撮影を行い、神社などで参拝をして、家族や親戚で食事会……のような、一連の流れがあるイメージですよね。
しかし今回、独自のコミュニティ組織「saitaコミュニティラボ」で直近1年以内に七五三を行う、または行ったみなさんにお話を伺ってみたところ、「一部だけ行った(行う予定)」という声が多く寄せられました。
一連の流れを行いたくても、子どもの行事ですから思い通りにいかない部分も多いもの。ご家庭によってさまざまな考えがあるのかもしれません。
七五三で苦労したエピソード
思い通りにいかないことも多い七五三の行事。
これまでに七五三を行ったみなさんの「苦労したエピソード」には、一体どのようなものがあるのでしょうか?
コミュニティラボのみなさんにお聞きした経験談を、一部ですがご紹介します!
着物に苦労した
『子どもが長時間着物だと機嫌が悪くなる』
『子どもが足袋を履くのを嫌がった』
冒頭でお話した筆者の子ども時代と同じように、慣れない着物を嫌がるというお子さんが多いようです。
着物だと暑いと感じてしまうことも多いですし、長時間だと確かに大変ですよね。
また、機嫌が悪くなったわけではなくても「着物の柄が決められなくて苦労した」という声もありましたよ。
写真撮影で苦労した
『写真撮影に時間がかかり、子どもが飽きた』
『子どもが着物での撮影時に気持ちが乗らず、怒った顔の写真になってしまった』
着物姿での撮影に苦労したという声もとても多く聞かれました。
七五三の参拝時期は写真館の予約も多く、順番を待たされてしまうこともありますよね。
さらに、「直前の撮影予約だとなかなか希望日が取れない」という方も数名いらっしゃいました。
撮影の予約はなるべく早めが良さそうですね。
時間配分がうまく行かずに苦労した
『道が混んでいたり、着付け時の混雑で時間がおしてしまったりして大変でした』
筆者も娘の七五三の時に、時間がスケジュール通りに行かずに苦労した経験がありました。
撮影から参拝まで少しずつ時間がずれてしまって「この後レストランも予約しているのに……!」と焦ってしまいました。
このように、なかなか思い通りに進まないこともある七五三。
世の中のお母さんたちには、何か工夫していることがあるのでしょうか?
七五三は「前撮り派」が多数!
今回のアンケートでとても多かったのが「写真だけ早い時期に前撮りをした」という声でした。
写真館にもよりますが「前撮りだと割引価格で撮影できた」という声や「空いている時期だったのでスムーズに撮影ができた」という声もありましたよ。
一方で、夏の時期に前撮りをした方からは「暑い中での着物撮影に子どもが機嫌を損ねた」という経験談もありました。難しいところではありますが、子どもの集中力の維持・時間配分のことを考えると、やはり早い時期での前撮りがスムーズなのかもしれません。
思い出に残る楽しい七五三にするために
saitaコミュニティラボのみなさんにお聞きした七五三でのエピソードについてご紹介しました。
子どもの行事なので思い通りに行かずに苦労することも多い七五三。
でも、一生のうちに数回しか経験できないことなので、思い出に残る楽しいものにしたいというのが親の本音!
これから七五三を控えている方は、今回コミュニティラボのみなさんにお聞きしたお話をぜひ参考にしてみてくださいね。