8割近くが共働き家庭
今回、独自のコミュニティ組織「saitaコミュニティラボ」では79人の女性に、夏休み中の子どもの過ごし方についてアンケートを行いました。
まず、「ご夫婦ともに働いていますか?」と質問をしたところ、77.2%もの人が「はい」と答えました。
40代といえば働き盛り。多くのご家庭で、お子さんがいてもご夫婦ともに忙しくお仕事をされているようです。
では、そうした8割近くもの共働き家庭のお子さんは、夏休みにはどこで過ごす予定なのでしょうか?
こちらについてもアンケートを行ったところ、群を抜いて多かったのが「自宅」という答えで68%という結果に。
「預かり保育・学童」や「自分の親や義父母の家」といった答えもありましたが、多くのご家庭では夏休み中のお子さんは自宅で過ごすようです。
子どもの過ごし方で心配なことは……
多くのご家庭で、夏休み中のお子さんは自宅で過ごすということがわかりました。
小学校低学年では不安もあるかと思いますが、中学年や高学年にもなれば自宅で留守番させることも珍しくはないのかもしれませんね。
とはいえ、お子さんを残して仕事へ向かう親御さんにはさまざまな心配事があるのも事実……。
どんなことを不安に思っているのか、こちらもアンケートでお聞きしたので、一部ですがご紹介します。
電子機器の使用が多くなる
『ゲームやYouTubeばかりで、それで良いのか心配になる』
『パソコンばっかりしていることがあるのが気になる』
日中は暑くなるので熱中症予防のためにも、お子さんには外ではなく家の中で過ごしてもらうご家庭が多いようです。
しかし、そうした中で最も多かった心配が「電子機器の使用が増えること」。
「動画ばかり見てしまいそう」という心配は特に多く、家の中での遊びに限界を感じている方が多いようでした。
生活が不規則になる
『起きる時間が不規則になりがち。お昼ご飯の栄養も偏る』
両親ともに朝のうちに仕事へ出かけるご家庭では、お子さんが起きる時間が遅くなることを心配されている方もいらっしゃいました。
「夏休みぐらい、ゆっくり寝かせてあげたい」という気持ちと「休み中でも規則正しく生活してほしい」という気持ちで、ママは複雑ですよね……。
お昼ご飯も、栄養の摂れるものをしっかり用意してあげたい気持ちはあっても、毎日となるとやはり大変なのが本音かと思います。
夏休みには改めて学校給食のありがたみを感じますね(笑)。
このように、何かと心配も多いお子さんの夏休み。両親不在でも安心・安全、そして有意義に過ごしてもらうには、どうしたらいいのでしょう?
おすすめしたい子どもの過ごし方
ここからは、saita読者のみなさんにお聞きした「夏休み中のお子さんにおすすめの過ごし方」をご紹介します。
「毎日テレビや動画ばかりになってしまいそう」と不安なご家庭は参考にしてみてくださいね。
プールを利用する
『学校のプールが解放されたらなるべく行ってもらう。とにかく、体を動かすように伝えたいです』
『友達と市民プールに行ってもらう』
学校のプールや市民プールなどで過ごしてもらうという声が多くありました。高学年ぐらいになると、子どもだけで行ける市営プールなどもあるので、体を動かすには良さそうですね。
プールでも熱中症のリスクがないわけではありませんが、十分注意するように事前に子どもに伝えておくと安心かもしれません。
さらに、プール遊びを勧めるママには「夏には夏らしい遊びをしてほしい」という理由もあるようでした。
ここ数年はコロナでプール遊びも満足にできなかった子どもたちも多いでしょうから、今年は目一杯プールを楽しんでほしいですね!
市の施設を活用する
『児童館を活用する』
『市民図書館へ行ってもらう』
児童館や図書館など、市が運営する施設を活用するという声も多数!
児童館の場合には事前に申し込みが必要なところもありますが、市の職員など信頼できる大人がいる場所は親にとっても安心感がありますよね。
宿題や勉強をする際にも、テレビやパソコンなどの誘惑も少ないため、家にいるよりも捗るかもしれません!
友達を呼ぶ
『仲の良い友達を家に呼んで「宿題会」をするのがおすすめです。 1人だとサボってしまいがちな宿題も友達と一緒だと捗るし、その日のノルマをこなしたらそのままみんなで遊ぶことができるので、子どもが退屈しないのも良いポイントだと思います』
両親の不在時に子どもの友達を呼ぶことを控えている家庭も多いかもしれませんが、アンケートの回答には「あえて友達を呼び宿題会を開催する」という声も!
確かに、友達と一緒ならばお互いに刺激されてスムーズに宿題が進むかもしれませんね。
「早く終わらせて早く遊ぼう!」とやる気になって取り組んでくれるのも嬉しいです!
夏休み中の過ごし方には他にも「習い事でそのまま預かってもらう」「両家の祖父母宅へ子どもだけでお泊まり」「自宅マンションのキッズルーム」などの答えがありました。
勉強も遊びも計画的に!
夏休み中の、共働き家庭のお子さんの過ごし方についてご紹介しました!
両親ともに不在にしていると不安も大きいですが、みなさんさまざまな過ごし方をお子さんに提案する予定でいるようです。
せっかくの夏休み。子どもたちには勉強も遊びも、どちらも計画的に楽しんでもらいたいですね!