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私だけじゃなかった…!リアルな「更年期の症状」【アラフォー女性93人に調査】

心と体

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 私だけじゃなかった…!リアルな「更年期の症状」【アラフォー女性93人に調査】

2023.12.02

年齢を重ねるにつれ、体に不調が出ることも増えてきますよね。中には「これって更年期かも?」と感じる人も多いのではないでしょうか。今回は、saita読者93人に聞いた、更年期の症状と対策法についてご紹介します。

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現在、更年期の人は約3割

今回、独自のコミュニティ組織「saitaコミュニティラボ」では、93人の女性に更年期について調査を行いました。

現在、更年期ですか?

まず、単刀直入に「現在更年期ですか?」とお聞きしたところ、最も多かったのは「まだ更年期ではない」と回答した人で53.8%という結果に。
saita読者はアラフォー女性が多いものの年齢もさまざまなので、まだ更年期障害には悩まされていない人がほとんどのようですね。

その一方、「更年期かもしれない」と答えた人が23.7%、「更年期だ」と答えた人が8.6%と、現在更年期だと感じている人も全体の約3割いらっしゃいました。

更年期障害は女性であれば誰にでも陥る可能性があるので、今はまだ悩まされていなくても心構えはしておきたいものです。
では、saita読者のみなさんは何歳頃から更年期の症状が出始めたのでしょうか?

更年期が出始めるのは「46歳から」が多数

先ほどのアンケートでご自分が更年期だと感じているみなさんには、何歳頃から症状が出始めたのかもお聞きしました。

症状は何歳頃から出始めましたか?

すると、「46歳〜50歳頃から」と答えた人が最も多く48.4%、次に多かったのが「41歳〜45歳頃から」と答えた人で32.3%でした。

30代や50代で更年期の症状が出始める人もそれぞれ9.7%いましたが、ほとんどの人は40代のうちに症状が出始めているようですよ。

しかし、まだ更年期を迎えていない人にとっては「更年期ってどんなもの?」とよくわからない部分もあり、不安に思うことも多いかもしれません。
すでに更年期を迎えたと感じているみなさんには、一体どのような症状が出ているのでしょうか?

アラフォー女性たちのリアルな更年期症状

ここからは、saita読者のみなさんにお聞きしたリアルな更年期の症状、そしてこれから更年期を迎える方々の不安に思うことを一部ご紹介します。

疲れやすい

疲れやすい出典:www.photo-ac.com

『更年期なのか、疲れやすくなった』

単に「歳を重ねたせいかな?」と思いがちな疲れやすさも、更年期の症状だと感じている人が多数!
まだ更年期を迎えていない人でも、「疲れやすいと聞いたので体力が心配」との声がありました。

のぼせ・ほてり・発汗

更年期でのぼせやほてり・汗の多さに悩んでいる人も多く、全体の半数近い人にこうした症状が出ているようです。

筆者の姉もこれまではあまり汗をかかない体質だったのですが、「40歳を超えてから体がカーッと熱くなって汗をかくことが増えた」と話していましたよ。
のぼせや発汗で直接的に困ることがなかったとしても、長期間こうした症状が続くのはやはり不快ですよね。

情緒不安定になる

情緒不安定になる出典:www.photo-ac.com

更年期の症状では「イライラ」がよく知られていますが、今回のアンケート結果でもイライラや情緒が不安定になることに悩んでいる方が多いようでした。

今はまだ更年期を迎えていない人でも、「気分の落ち込みが心配」「今でさえPMSでイライラするのに、更年期にはどうなってしまうのか……」といった声が多く聞かれました。

また、更年期で悩んでいる人の中には「症状がいつどのように出るのか予測ができないので、予定を入れていても全力で楽しめない」といった不満も。
こうした困った更年期の症状、一体どのように対処していくのが良いのでしょうか?

手軽にできる更年期への対処法

先ほどのアンケートの回答には「身体の変化を受け入れて自分を大切にしたいと考えているので、更年期への心配はない」といった素敵な考え方もありました。

しかし、更年期の不快な症状を軽減できるのであれば、それに越したことはないですよね!

ここからは、saita読者のみなさんが試している対処法と、ダイエットインストラクター資格を持つ筆者の視点から、更年期の症状軽減のためにできることをご紹介します。

ホルモン補充療法

『ホルモン補充剤での治療を受けていました。更年期に7年くらい苦しみましたが、もうほとんど終わりに近づいて来たので、今は不安はないです』

加齢とともに「エストロゲン」と呼ばれる女性ホルモンが減少することで起こる更年期障害。ホルモン補充療法を受け、少しでも不快感をなくしている方もいらっしゃいましたよ。
ただ、乳がんや血栓症などにかかった経験のある方は受けられない治療法のため(※)、医師とよく相談して行うことが重要です。

参考:日本産婦人科医会:ホルモン補充療法が適さない人はいますか?

漢方薬を服用する

漢方薬を服用する出典:www.photo-ac.com

更年期の症状を少しでも和らげるため、婦人科で漢方薬を処方してもらったり、ドラッグストアで購入したりする人も複数いらっしゃいました。

漢方薬は即効性のあるものではないため、3ヶ月以上は飲み続ける必要があるそうです。
副作用もある場合があるので、必ず医師や薬剤師に相談するようにしましょう。

大豆製品を積極的に摂る

大豆製品を積極的に摂る出典:www.photo-ac.com

更年期障害に大きく関係しているエストロゲンですが、じつは代謝をコントロールする働きもあるのでダイエットにも深く関係しています。

更年期による症状の軽減、そしてダイエットの手助けをするためには、このエストロゲンの分泌量を維持することが重要なのですが、ホルモン治療などは手が出しにくいという方もきっと多いはず。

そこでダイエットインストラクター資格を持つ筆者がおすすめするのが、「大豆製品を積極的に摂る」方法です。

というのも、大豆に含まれる「イソフラボン」という成分はエストロゲンと構造が似ており、体の中で女性ホルモンの代わりに働いてくれると言われています。
そのため、エストロゲンの分泌が減ってしまっても大豆イソフラボンを積極的に摂ることで、更年期による不快感の軽減を期待できるのですね。

ただし、イソフラボンを摂りすぎてしまうとさらにホルモンバランスが崩れる恐れもあるので、1日50mg程度を目安に摂取しましょう。

自分の体と向き合って適切に対処しよう

自分の体と向き合って適切に対処しよう出典:www.photo-ac.com

アラフォー女性に聞いた更年期の症状や対処法について、ご紹介しました。

歳を重ねて女性ホルモンの分泌が減少することで起きる更年期障害は、女性なら誰しも決して無関係ではありません。
すでに更年期障害で悩んでいるみなさんは婦人科で漢方薬などを処方してもらったり、今はまだ症状が何もない年齢であっても普段から生活習慣に気をつけたりなど、各々が自分の体と向き合って対処していけるといいですよね。

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著者

ゆみみん

ゆみみん

動物が大好きで自身でペット関連のサービスを運営しながら、Webライターとしても活動しています。 「読者に寄り添った記事を書くこと」をモットーに、自身の経験なども織り交ぜながら伝わりやすくすることを心がけています。

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