子どもの髪の毛ってなんだか伸びるのが早く感じます。筆者の小学生の息子は毛量も多いので、少なくても月に一度はヘアカットに行っているのですが、友達の中には美容室でパーマをかけている子もいるようで、子どものヘアサロン事情もどんどん変わってきているのだなと感じています。
今回はアラフォー女性の皆さんに、子どものヘアカット事情についてお話を伺いました。
子どもがヘアカットをしている場所は?
最近小さいお子さんの中でもおしゃれな髪形をしている子をよく見かけるようになりました。今回のアンケートでは、お子さんの髪をどこで切っているかについて伺いました。
男の子
「男の子のヘアカット」で一番多かった回答は「保護者と一緒の美容院」が31.3%、次いで「1000円カットなどの格安美容院」25.3%、「その他」13.3%、「自宅」12%、「子どもに特化した美容院」1.2%でした。
女の子
「女の子のヘアカット」で一番多かった回答は「保護者と一緒の美容院」が36.1%、「その他」16.9%、「自宅」12%、「1000円カットなどの格安美容院」8.4%、「子どもに特化した美容院」1.2%という結果に。
男の子は短髪の子が多いと思います。短い分伸びたのがよくわかり、すぐにボサボサとした重たい印象になるんですよね。筆者も息子は月に一回1000円カットに連れていきます。アンケートの結果からも、1000円カットなどの格安美容院が男の子は第二位でした。
女の子は髪を結ぶ機会も多いのでヘアカットの回数が少ないかと思います。女の子でも髪を伸ばしているお子さんは、毛先のカットだけで済むので失敗も少ないことから、自宅カットの方も多い印象を受けました。
学校に行きたくない…!子どものヘアカット失敗談
筆者は息子も娘も自分でカットしてあげたところ、失敗して美容室で直してもらった苦い経験があるので、皆さんにも失敗談についてお話を伺ってみました。
自宅での失敗
『バリカンの調整メモリを間違えてしまい、大分短くなっていました』
『娘の毛先だけ調整するつもりが、不揃いさを調整し続けた結果、短くなってしまい……学校に行きたくないと泣かれ、セルフカットは二度としないと誓いました』
『髪質のせいか、きのこカットに』
美容院だと混雑していて時間もかかりますよね。節約は勿論ですが、こまめに切る必要のある子なら、なおさら自宅でカットできれば融通が利いて助かります。
ただ、やっぱり素人ですので失敗はつきもののよう……。髪質の問題でうねってしまったり、切りすぎたりと、中々満足のいく仕上がりにするのは難しいようです。
美容院での失敗
『さっぱりと、とざっくりオーダーしたところ、想像以上に短髪に。息子は帰り道からパーカーの帽子を被り、帰宅後布団で泣いていました』
『短い髪に憧れていた娘。希望通りの髪型になったはずが、本人のイメージとは違ったようで、落ち込みまくり』
『髪型が気に入らなかったようで、学校に行きたくないと泣かれてしまいました』
美容院での失敗談で多かったのが、「切られすぎてしまった」「イメージと違った」という回答でした。
大人になると、だいたいの仕上がりイメージがつくので変化の許容範囲も広くなってくると思うのですが、お子さんにとっては想像と違う変化は中々受け入れがたいのかと思います。
想像以上に切られてしまった……と本人が感じて気にしてしまうケースが多いようです。
もうこれで失敗しない!髪を切る際にするべきことは?
お子さんのヘアカットで失敗しないように気をつけていることはあるのでしょうか?
『短くしたい、と言われても切ってしまった髪は戻らないので、しばらく様子を見て、もう一度意思をしっかり確認してから切るようにしています』
『どのくらいの長さになるか、写真を参考に見せて確認。美容師さんと子ども両方に分かりやすく伝えています』
『娘のヘアカットを初めての美容院で失敗したので、口コミを見て、整える程度にカットしてもらい技術面を確認したうえで、今の美容院に決めました。希望するヘアスタイルを丁寧に説明しています』
セルフカットの場合は技術や知識を得らえるよう勉強する、といのは勿論のようですが、セルフカットも美容院でも、本人が想像している髪型を、切る人が十分に理解してからカットを行うことが得策のようです。
手軽にイメチェンできるヘアカット。でも髪型に失敗したことで学校に行きたくない……なんてことになったら辛いですよね。気に入らない髪型で人前に出たくないその気持ち、大人だって痛いくらいわかります。
今回皆さんに伺ったように、子どもだからこそ細やかなヒアリングをして、本人が伝えられない部分は親がサポートして美容師さんに伝えるなど、本人が納得できる髪型を丁寧に確認することが大切だと感じました。
この記事がお子さんのヘアカットをする際に、参考になればうれしいです。