増え続けるおもちゃ。買うときにみんなが気をつけていることは?
今回は、おもちゃを買う時の家族でのルール・処分法などを調査しました。
「お子さんのおもちゃを買う際にはどんなことに気を付けて購入していますか」という質問に対して、特に考えずに買っている方が32.1%、長く遊べるものしか買わない方28.2%、場所をとるおもちゃは買わない方が25.6%、その他が21.8%、ひとつ買ったらひとつ減らす方が2.6%、と購入時にルールを設けている方は約7割いることが分かりました。
みんなのおもちゃ購入ルール
おもちゃが増えすぎないように考えている方は、具体的にどのようなことに気を付けておもちゃを購入しているのでしょうか?
ガチャガチャなど、すぐ遊ばなくなりそうなものは買わない
『欲しいものでなかった場合何回もやってしまい、最終的にいらないおもちゃも増えるから』
『欲しくて買ったというよりは、回すのが楽しくてやっている。大切にしないから』
ガチャガチャは何が出てくるかわからないので魅力的ですが、確かに同じものがいくつも出てしまって扱いに困ったり、回す際のドキドキ感を楽しむことがメインになったりしているかもしれません。
そうして手に入れたおもちゃには思い入れが沸かず、大切に扱えないと感じている方も多いようです。
他にも本の付録やファーストフードのおまけ、ゲームセンターの景品なども、すぐいらなくなって困るという回答が目立ちました。
本人の成長に繋がるものかを見極める
『本人が興味を持っていて、心の種になるようなものであるかを見極めます』
『心から欲しくて、大切にできるものか。それを使うことで成長することができるか』
おもちゃを選ぶときに気を付けている点としては、本人が興味を持っているものであるか、心から欲しくて大切にできるものか、成長を促すものであるか、長く遊べるか、という点に気をつけているという声が寄せられました。
特別な時にだけ買う
『誕生日やクリスマスなど、特別な時にだけ買うことにしている』
おもちゃを買うルールとして、特別な時にだけ買う、という意見も目立ちました。今はおもちゃをネットで購入できることもあり、手に入れやすいんですよね。
筆者も子どもが興味を持ったタイミングでよく与えてしまうのですが、先日小学生の娘の誕生日にプレゼントに特に欲しいものがないと言われ、頻度を考えるべきだったと反省しました。
増え続けたおもちゃはどう整理する?
処分しない限り増え続けるおもちゃはみなさんどうしいているのでしょうか? 伺ったところ、「捨てる」と答えた方が74.4%と最も多く、「知人にあげる」方が47.4%、「フリマサイトに出す」方が約32.1%、「家の物置など奥の方に収納する」方が20.5%、「お子さん用施設に提供する」方が12.8%、「その他」10.3%という結果になりました。
先ほども述べた、ガチャガチャやゲームセンター・ファーストフード店の景品、使い込んだおもちゃなどは人にあげにくく捨ててしまうことになりがちですよね。
使わなくなったおもちゃの処分方法
遊ばなくなったおもちゃの処分法について詳しく伺いました。
遊んでいないものを見極めこっそり捨てる派
『半年以上触っていないおもちゃは捨てます。オマケ、付録系はいちいち聞かずに一括処分』
『大きくて捨てた事に気付きやすいアイテム以外はこっそり捨てています。きりがないので』
限られたスペースなので、子どもが使っていないと判断したおもちゃは捨てているという意見が多かったです。子どもに捨てていいか確認しても、遊んでいないのに「捨てないで」と言われるのが関の山。「あれ? あのおもちゃどこいったの?」と急に聞かれても困るので、半年くらいは触っていないか、遊んでいないかを見極めて処分されたり、気付かれないように少しずつ処分されているそうですよ。
売ってお小遣も稼ぐ!
『メルカリで売ってます。部屋もスッキリするし、新しいおもちゃ購入の軍資金に』
『フリマサイトで売るために、買った箱や説明書も保管。飽きたら綺麗なうちにすぐ売っています』
おもちゃを使わなくなったな、飽きてきたなと感じたら、状態のいいうちにフリマサイトで売るようにしているという意見も。部屋もスッキリして、お小遣も稼げて一石二鳥ですね。購入する時から飽きたら売れるかな? と手放せそうか考えてから購入しているという声もありました。
寄付する・譲る
『子どもが使っていたものを捨てるのは忍びなくて』
『ものを大切にして欲しいので、子どもと綺麗に洗って下の子のいるお友達にあげたりしています』
使ってくれる方がいるのは有難いですよね。誰かが使ってくれると思えば、おもちゃを使うときにも大切に扱えそうです。
おもちゃは年々増えるもので、どうにかしない限りはスペースを占領し続けます。「購入時のルール」を見直し、「処分する時のルール」も決めて、家族で考えていきたいですね。年末の大掃除のタイミングで家にあるおもちゃの量を把握して、考える機会を設けてもいいかもしれませんね!