普段話しているその言葉……実は周囲に通じていないかも?
筆者には小学4年生の娘がいるのですが、先日「それ、写メっておいて」とスマホでの撮影をお願いしたところ「何? どういう意味?」と聞かれてしまいました。
「ケータイで写真を撮ること、“写メ”って言わない?」と聞くと「それもうとっくに使わない言葉だよ、死語ってやつ」と一刀両断……。
若い頃から今でもよく使っていた言葉なのに死語扱い……切なかったです(笑)。
そこで今回は、saita読者のみなさんにも、よく聞いたり使ったりしていた懐かしい言葉についてお聞きしました!
アラフォー女性が昔よく使っていた言葉とは?
今回、独自のコミュニティ組織「saitaコミュニティラボ」では、87人の40歳前後の女性たちに「あなたがよく聞いた、または使っていた懐かしい言葉(死語)は?」とアンケート調査を行いました。
果たしてどんな言葉が出てくるのか……? 「今もよく使っている言葉があったらどうしよう」と少し不安でもありますが、ご紹介します!
超
『「超〇〇」です。 15歳の娘に「古い言葉だね」と言われてしまいました』
アンケートの回答で多かったのが、「とても」という意味で使う「超」でした。
筆者は今でも普通に使っていますが、すでに古い言葉なのですね。今の子たちは「超」の代わりに何を使うのでしょうか。
「すごい」? それとも「すこぶる」? もしや、これも古いですか……(笑)?
チョベリバ
『チョベリバやチョベリグ』
「超ベリーバッド」を略した「チョベリバ」や、その反対語として使われていた「超ベリーグッド」という意味の「チョベリグ」も、アラフォー女性たちがよく使っていた懐かしい言葉として多く回答がありました。
当時は他にも「マジでキレる5秒前」という意味の「MK5」など、何かしら略すのが流行っていましたよね。
なう
『〇〇なう』
「今〇〇をしている」という意味の「なう」。この過去形として「わず」を使うこともありましたよね。
筆者はいまだに家族へのLINEなどで「スーパーで買い物なう」など送っていますが、こちらも死語のようです……。
このように気づかないうちにどんどん「懐かしい」と言われてしまっている言葉たち。
アラフォー女性のみなさんには、この懐かしい言葉にはどのような思い出やエピソードがあるのでしょうか?
懐かしい言葉のおもしろエピソード
ここからは、アラフォー女性のみなさんにお聞きした懐かしい言葉にまつわるエピソードを、いくつかご紹介します。
普通に話しているだけなのに……
『高校生の息子から、普通に話しているのに「昭和だ……」と言われる。私は死語だらけらしい』
『普通に話してると娘に「ダサい」と言われる』
お母さんは普通に話しているのに、お子さんから「古い」と思われてしまっている方が多数!
とても切ないですよね! しかし、筆者は「“ダサい”は今の子も使うのか」と少しホッとした部分もありました(笑)。
イニシャルが……
『イニシャルが「KY」の人がいて、それを見て笑ってしまったことがあります』
「空気が読めない」という意味で流行った「KY」。確かにイニシャルっぽいですよね。
ちなみに筆者は「あえて空気を読まない」という意味で「私はAKY!」とよく友人とふざけて言っていました。
方言だと思われた
『私が中高生の頃によく使っていた「テンパる」という言葉ですが、 娘はどこかの方言だと思っていたようです。 それを知ったときはお互いに衝撃を受けてしまいました』
焦ったり慌てたりする様子を表す「テンパる」ですが、今の子には通じないらしく方言だと思われてしまったのだそう。
確かに、知らない言葉だと方言のように聞こえることもあるかもしれませんね。
そう考えると、私たちの親世代が使っていた言葉の中にも、子ども時代の私たちに「方言」と思われていた言葉があるのかも……?
今は使わない懐かしい言葉であっても、なんだかもっと知りたい気持ちになってきました!
死語であっても大切にしたい!
アラフォー女性たちに聞いた、懐かしい言葉やおもしろエピソードについてにご紹介しました。
筆者は今でも「おニュー」などの言葉を使ってしまうのですが、これも今はすでに使わないと聞いて衝撃を受けました。
でも、アンケートの回答にもありましたが「死語だとわかっていても、わざと夫婦や友人の間で使って盛り上がる」というのも楽しいですよね!
新しい流行り言葉はどんどん出てきますが、私たちの青春時代に流行った言葉たちもひっそりと大切にしていきたいものです(笑)。