わが家に来たリアルな苦情
今回、saita独自のコミュニティ組織「saitaコミュニティラボ」で、隣人との騒音トラブルについての調査をしました。「隣人から騒音に関する苦情がきたことはありますか?」というアンケートを行ったところ、82.7%の家庭では「いいえ」とのことでしたが、「はい」と答えた人も17.3%いました。
あると答えた方は、実際にどのような苦情を受けたのでしょうか。
子どもの声による苦情
『笑い声がうるさい、話し声がうるさい』
『アパート住まいだった頃、向かいの一軒家のおばあさんから「いつも赤ちゃん泣いてるね! 虐待とかせんといてや」と言われた』
子どもの話し声、笑い声、泣き声に対して苦情がきたという声が寄せられていました。
話す、笑う、泣くといった声に対して苦情がきてしまうと、赤ちゃんや子どもをずっと静かにさせることは難しいため、親の立場からは「じゃあどうすればいいの?」なんて思ってしまいますね……。
ましてや虐待を疑われてしまうと、やはりショックが大きいですよね。
物音や足音への苦情
『トランポリンが響いていたみたいなので、トランポリンを撤去しました』
『子どもの走る音がうるさい』
「子どもの遊ぶ音や足音に対して苦情がきた」というご家庭も多くありました。
わが家も子どもがいるため、引っ越しの際にはあえて1階を選んでいます。
しかし、みなさんの声からは上の階か下の階かというのは関係がなく、1階にお住まいの方にも音がうるさいといった苦情があったという声もありました。部屋選びも難しいですね……。
子どものマナーに関する苦情
『家の前で朝から遊んでいたらお友達が増えてきて、道を塞いで迷惑をかけてしまった』
子どものマナーに対して苦情がきたという方もいらっしゃいました。
でも「これは子どもにマナーやルールを教え込むチャンスでもある」と思っている親御さんも多かったです。
トラブルを避けるために気を付けていること
さまざまな苦情があることがわかりましたが、できる限り隣人とのトラブルは避けたいですよね!
みなさんはトラブルを回避するために、日頃どのようなことに気をつけているのでしょうか。
『戸建てなので足音などのトラブルはないですが、窓が開いてる時期は早朝や夕方の騒音には気を使ってます』
『引っ越し当初に楽器を使うことや男の子2人で騒がしい旨を話し、最初に謝っておく』
『普段から感じよく、家族一人一人がご近所の人にご挨拶をするような関係を作っておくこと』
「できるだけ騒音を出さないように気をつける」というだけではなく「普段からご近所の方には挨拶をしっかりする」ということに気を付けているという声が寄せられていました。
普段からきちんと挨拶をしておくだけでも、相手からの印象もだいぶ変わりますよね。
トラブル回避には日頃からの行いが大切
みなさんが経験した隣人トラブルについてご紹介しました。
子どもの出す声や音などは、どんなに気をつけていても出てしまうこともあるかもしれません。
迷惑になってしまうのは申し訳なく思いますが、リラックスして過ごせるはずの家庭で、常に子どもに注意し続けることも気が引けるという方もいるでしょう。
筆者自身も過去にマンションの上の階の人からベランダ越しに「うるさい!」と怒鳴られた経験があり、それ以降は子どもたちに「静かに」と言うのが口癖になってしまいました。
その頃はあまり近所の人と関わることがなく、挨拶をかわすことが少なかったことも原因の一つだったかもしれません。
今回、saitaコミュニティラボのみなさんに教えていただいた方法を参考に、できる対策はしながら、今後も隣人の方といい関係を築いていきたいと思います!