知らなかった。“ほつれ”のような「ネクタイ」の裏に飛び出た糸の正体「切るのはちょっと待って!」

掃除・暮らし

2026.04.12

ネクタイを結んだり整理しているときに、裏側に“糸”が見えたことはありませんか? 「縫い糸が飛び出てきたのかな?」と思って、つい切ってしまいそうになりますが、ちょっと待ってください! 実はこの糸、重要な役割を果たしているんです。

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ネクタイの裏側に見える糸

ネクタイ出典:stock.adobe.com

ネクタイを裏返すと、輪っか状の糸が見えることがあります。
「ほつれてしまったかな⁉︎」と慌てる必要はありません。
このたるみ糸は、“スリップステッチ”と呼ばれるもので、輪の状態でたるんでいるのが「正常」です。
大事な役割を持っているので、この糸を引っぱる、切る、結ぶなどの行為はNGです!

ネクタイの裏側の糸の役目

スリップステッチ

ネクタイの裏側にある糸“スリップステッチ”には、ネクタイを結んだりほどいたりする際の伸縮を補助する役割があります。
縫製にあえて余裕を持たせることで自然な伸縮性を生み、ネクタイを締めたときに糸が引きつれないよう工夫されているのです。
また、縫い目にゆるみが出たり、全体が型崩れしてしまったときにはこの糸で調整できる可能性があるため、メンテナンスの面でも役立つ重要なパーツです。

一方で、この糸はネクタイ本体を支える縫い糸の一部でもあります。切ってしまうとネクタイの縫い目がほどけてバラバラになってしまうといわれています。
無理に引っ張ると生地が引きつれたり、型崩れの原因になるため、糸が見えてもむやみに触れないようにしましょう。

スリップステッチは、ネクタイの美しさと機能性を保つための大切な工夫です。正しい知識を持ち丁寧に扱うことで、大切なネクタイを長くきれいに使いたいですね。

※スリップステッチは一部のネクタイに見られる仕様で、すべての製品にあるわけではありません。縫製方法や構造によって役割や扱い方は異なるため、無理に引っ張ったり加工したりせず、気になる場合はメーカー表示や専門店にご確認ください。

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著者

鈴木杏

鈴木杏

研究機関の秘書を経て、現在は子育てをしながら毎日の生活や健康に役立つ情報を発信中。 旅行とお酒と音楽が好き。腸活アドバイザーの資格を持っています。

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