今日はワンコインカレーで

この日は、社会福祉法人のぞみ福祉会さんが運営する喫茶店「ブルーリボン」の一角をお借りした。
参加者には、ワンオーダーをお願いしているのだけれど、この日の主役はワンコインのスパイスカレー。フレッシュなサラダも付いてくる。

やさしい味に、自然と会話もほどけていく。心にもおなかにもお財布にも至福のランチタイムを楽しみながら、「手帳カフェ」はスタートした。
「手帳カフェ」で伝えていること

「で、何をする会なんですか?」とよく聞かれる。
特別なプログラムはないけれど、「自分を知る」ための工夫や仕掛けは毎回日替わりで準備している。
あとはただ、それぞれの暮らしに合った手帳を開いて、ゆるやかに自分と向き合う時間を持つ。
予定やタスク、頭の中のあれこれを「見える化」することで、考えることや覚えておくことを少し手放す。
そんななかで、私が大切にしているのはひとつだけ。
「安心して、自分のことを話せる空気をつくること」。
いつもの他愛のない「手帳カフェ」で出会ったのが、小学生の女の子だった。
令和の小学生から学ぶ「自分軸」

お店のスタッフさんのお嬢さんで、シール帳を見せながら学校の話をしてくれる。
ふと「交換したくないシールってあるの?」と聞いてみたら、
「うん、あるよ。『これはダメ』って言ってる」と、きっぱり。
その言葉に、思わず「いいね」と、みんなが笑顔になって、拍手が起こった。
「手帳カフェ」で共有しているのは、「自分を大切にしよう」ということ。
それを、こんなにも自然に実践している姿に出会い、ハッとした。
つい「他人を優先しなさい」と自己犠牲を強いられてきた世代にとっては流行のシール交換は、少し心配になる気持ちもあったけれど、令和の小学生はしっかり自分の軸を持っている。頼もしいなあ、としみじみ思う。
「しっかりしてるね」ではなく、
「かっこいいね。大切なものを守れるっていいね」と伝えると、少し照れたように笑っていた。
「好き」でつながる、同じ目線

そのあと、NOLTY×コバトパン工場のノートを囲んで、「かわいい!」「紙がツルツル!」とみんなで盛り上がる。世代が違っても、「好き」の温度は同じらしい。
手帳や文具という小さな共通点から、思いがけない気づきをもらう。そんな時間が心地いい。
また、次の季節に……

我ながら楽しい遊びを生み出したものだ……と、時々ひとりでニヤリとしてしまう、そんな「手帳カフェ」も気が付けば、今シーズンはもう終わり。
来年の手帳が発売されるシーズンインは8月。スパイスカレーがぴったりな真夏日からのスタートとなりそうだ。
■協力
のぞみ福祉会「ブルーリボン」:https://nozomi-fukushikai.jp/pages/20/
NOLTY×コバトパン工場:https://nolty.jp/cobato/
